【公募推薦解説】京都産業大学の公募推薦|倍率・日程・選考内容を5分でチェック

京都産業大学の公募推薦(正式名称:公募制推薦入試)は、英語と国語(または数学)の基礎考査で選考する推薦入試です。現役生だけが出願でき、専願制ではないので他大学と併願できます。評価型は総合評価型(基礎考査+調査書)・基礎評価型(基礎考査のみ)・情報プラス型の3つで、1日に最大3出願、3日間で最大7出願できます(法学部は1日に法律・法政策の2学科に出願でき、最大14出願)。この記事では、法学部・現代社会学部・国際関係学部を中心に解説します。
この記事でわかること
- 3つの評価型の違い
- 試験科目と配点
- 学科ごとの募集人員と2026年度の結果
- 日程と併願の組み方
目次
2027年度入試で注意すること
出願期間は2026年11月1日(日)〜11月10日(火)23時締切です。試験は11月21日(土)・22日(日)・23日(月・祝)の3日間で、情報プラス型は11月21日だけ実施します。出願時に自己推薦書(200字以上〜300字程度)と、高校が作成する推薦書が必要なので、早めに高校へ依頼しましょう。
合格のツボ
① 3つの評価型を組み合わせる
| 評価型 | 判定に使うもの | 満点 |
|---|---|---|
| 総合評価型 | 基礎考査200点 +調査書100点 | 300点 |
| 基礎評価型 | 基礎考査200点 (調査書は点数化なし) | 200点 |
| 情報プラス型 | 基礎考査200点 +情報100点 | 300点 |
基礎考査は英語100点+国語または数学100点の2科目を90分で解くマーク式です(リスニングなし、国語は古文・漢文を除く)。調査書は評定×20で100点満点に換算します。同じ日に同じ学科の総合評価型と基礎評価型の両方に出願でき、情報プラス型はどちらかへの出願が必須です。
② 資格や部活動で加点される(総合評価型)
総合評価型では、試験と調査書の合計が合格最低点に届かなかった場合に、英検準2級以上などの資格、生徒会活動、2年以上の部活動、ボランティア(延べ30日以上)などを評価します(評価点は4〜20点、最も高いもの1つを採用)。2026年度は、合格者のうち660名がこの評価によって合格しています。
③ 複数の日程・評価型で受けるほど有利
大学の資料では、2026年度の合格率は1出願で35.7%、2〜6出願で42.5%、7出願以上で50.8%でした。試験日ごとに問題が違うので、2〜3日受けて得意な問題に当たる機会を増やすのが基本の戦略です。
入試概要(2027年度入試)
| 学科 | 募集人員 |
|---|---|
| 法学部 法律学科 | 63名 |
| 法学部 法政策学科 | 31名 |
| 現代社会学部 現代社会学科 | 45名 |
| 国際関係学部 国際関係学科 | 49名 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出願資格 | 2027年3月卒業見込み (現役生のみ) |
| 併願 | 他大学と併願可 (専願制ではない) |
| 出願期間 | 2026年11月1日〜11月10日 (23時締切) |
| 試験日 | 11月21日・22日・23日 (情報プラス型は21日のみ) |
| 合格発表 | 2026年12月4日(金) |
| 入学手続 | 第1次 12月21日まで 第2次 2027年2月18日まで |
| 受験料 | 1出願目 30,000円 同じ日の2出願目以降 5,000円 |
現代社会学部には、ほかに健康スポーツ社会学科(27名)と2027年度新設の心理学科(24名)があります。試験会場は京都(本学)のほか、東京・名古屋・大阪・神戸・広島・福岡など全国にあります。詳しくは2027年度 入学試験要項(制度・科目編)(PDF)で確認してください。
入試スケジュール
京都産業大学 公募推薦のスケジュール(2027年度入試)
- 11月1日〜11月10日出願
- 11月21日〜23日基礎考査(3日間)
- 12月4日合格発表
- 12月21日第1次手続の締切
出典:京都産業大学 2027年度 入学試験要項(制度・科目編)
2026年度の結果
京都産業大学の入学試験要項に掲載されている、2026年度の公募推薦の結果です(人数の単位は名。倍率は大学発表の数字)。
| 学科 | 総合評価型 | 基礎評価型 |
|---|---|---|
| 法律 | 801→311 2.6倍 | 858→176 4.9倍 |
| 法政策 | 616→300 2.0倍 | 653→128 5.1倍 |
| 現代社会 | 679→226 3.0倍 | 602→101 5.9倍 |
| 国際関係 | 408→172 2.3倍 | 414→88 4.6倍 |
表の数字は「志願者数→合格者数」です。
結果から読み取れること
- 総合評価型のほうが倍率は低い:法政策学科は総合評価型2.0倍に対して基礎評価型5.1倍でした。評定が高い人は総合評価型が有利です。
- 合格最低点は7割前後:総合評価型の合格最低点は、法律学科212点・法政策学科207点・国際関係学科214点(いずれも300点満点)でした。
- 2026年度は志願者が大きく増えた:法律学科の総合評価型は、2025年度の522名から801名に増えました。
京都産業大学の公募推薦はこんな人に向いている
入学試験要項に書かれた出願資格と選考方法をもとに、FITAがまとめました。
評定が高い現役生
総合評価型では評定×20が100点分になります。
英語と国語(または数学)の基礎が固まっている人
基礎考査は高校3年1学期までの内容で、マーク式です。
他大学と併願しながら年内に合格を確保したい人
専願制ではなく、12月4日に合格が発表されます。
対策のポイント
京都産業大学 公募推薦の準備チェック
- 過去の公募推薦問題集(大学サイトで公開)で、90分2科目の時間配分を練習している
- 受ける日と評価型の組み合わせ(最大7出願)を決めている
- 英検などの資格や活動の証明資料(コピー)をそろえている
- 自己推薦書(200〜300字程度)を書き、高校に推薦書を依頼している
京都産業大学の公募推薦のよくある質問
浪人生でも出願できますか?
できません。公募推薦は現役生のみが対象です。
資格がないと不利になりますか?
要項では、資格や諸活動の実績がなくても不利になることはないとされています。資格などの評価は、試験と調査書の合計が合格最低点に届かなかった場合に使われます。
FIT入試と併願できますか?
併願できます。この入試は専願制ではありません。ただし、FIT入試は「合格したら入学を確約する」入試なので、FITに合格した場合は慶應に入学することになります。出願(11月1日〜)はFITの最終合格発表のころから始まるので、FITの結果を見てから出願先を決めることもできます。
FITAでできる対策
FITAは慶應義塾大学法学部のFIT入試の専門塾ですが、京都産業大学の公募推薦をはじめとする併願校の対策も、同じ料金で受けられます。講師は全員FIT入試の合格者で、出願先と日程の組み立てから、自己推薦書の添削、英語・国語の基礎の確認まで1対1で担当します。授業はすべてZoomで、全国から受講できます。
試験まで1か月を切っていても大丈夫です。無料相談で、残りの準備の計画を一緒に立てましょう。
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