【総合型選抜解説】立教大学法学部の自由選抜入試|倍率・日程・選考内容を5分でチェック

立教大学法学部の総合型選抜が「自由選抜入試」です。法学科・政治学科・国際ビジネス法学科の3学科をあわせて8名程度を募集します。出願には評定3.8以上と英語4技能テストのスコアに加えて、文化・芸術・スポーツなどで都道府県レベル以上の実績などが必要です。第1次選考は書類、第2次選考は面接だけで決まります。
この記事でわかること
- 立教大学法学部の自由選抜入試の合格のツボ
- 出願資格・日程・選考内容(2027年度)とスケジュールの図
- 学科ごとの直近3年の倍率
- 国際コース選抜入試(グローバルコース)のしくみと、対策のポイント
目次
2027年度入試の変更点
立教大学の「入試の主な変更点」では、2027年度入試から英語資格・検定試験のうちTOEFL iBTの新しいスコア形式に対応し、TEAP CBTは利用できなくなるとしています。法学部の自由選抜入試について、それ以外の変更は告知されていません。
また、2028年度入試からは「GTEC」CBTタイプが利用できなくなります。現在の高校2年生以下でGTEC CBTを受けている人は注意しましょう。
合格のツボ
① 「評定3.8」「英語スコア」「活動の実績」の3つを、すべてそろえる
出願には、3年1学期までの全体の評定平均3.8以上、英語4技能テストのスコア、そして次のいずれかの実績が必要です。学術・文化・芸術で都道府県レベル以上の上位入賞(音楽・演劇・美術・文学・書道・弁論など)、スポーツで都道府県レベル以上のベスト8以上、または外国の高校で2学年以上を修了し、特色ある異文化体験を持つことです。
② 志望理由書は「手書きで2,000字程度」。活動と法学部の学びをつなげる
志望理由書は所定の用紙に日本語で、ボールペンで手書きします(2,000字程度)。活動報告書には、活動の実績や期間、団体での役割を具体的に書き、高校長や団体の長などに署名・捺印をもらいます。活動で得たことが、なぜ法学・政治学の学びにつながるのかを、志望理由書で説明できるかが鍵です。
③ 第2次選考は面接だけ。書類の内容を自分の言葉で話す
第2次選考は面接だけで、小論文はありません。書類選考を通った人どうしの勝負になるので、志望理由書と活動報告書に書いたことを、質問を受けながら深く話せるかが合否を分けます。
入試概要(2027年度入試)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集人員 | 3学科あわせて8名程度 (法学科・政治学科・ 国際ビジネス法学科) |
| 卒業年の条件 | 2026年4月〜2027年3月に 高校を卒業する人 |
| 評定 | 全体の評定平均3.8以上 (3年1学期まで) |
| 英語の条件 | 英語4技能テストのスコア (英検・GTEC・IELTS・TEAP・ TOEFL iBT・ケンブリッジ) ※基準点の記載なし |
| 活動の条件 | 次のいずれか1つ ・学術・文化・芸術で 都道府県レベル以上の上位入賞 ・スポーツで都道府県レベル 以上のベスト8以上 ・外国の高校で2学年以上修了 +特色ある異文化体験 |
| 主な提出書類 | 志望理由書(手書き2,000字程度) 活動報告書(署名・捺印) 調査書、英語スコアの証明書 |
| 併願 | 自由選抜入試の中では1学科のみ 他大学・一般選抜とは併願可能 |
| 出願期間 | Web出願:2026年9月1日〜9月10日 書類:9月11日(消印有効) |
| 第1次選考 | 書類選考 |
| 第1次選考 合格発表 | 2026年10月30日(金)11:00 (Web) |
| 第2次選考 | 2026年11月14日(土) 池袋キャンパス・面接 |
| 最終合格発表 | 2026年12月7日(月)11:00 (Web) |
| 入学手続 | 第1次:12月7日〜12月14日 第2次:2027年1月18日〜2月4日 |
| 入学検定料 | 35,000円 (別にサービス利用料1,100円) |
| 倍率 (2026年度) | 3学科計 約6.5倍 (志願者129名・合格者20名) |
英語のスコアは、出願期間の初日から遡って2年以内(2024年9月2日以降)に受けた4技能のスコアに限られます。既卒生は出願できません(高校卒業程度認定試験の合格者などには別の条件があります)。詳しくは2027年度の自由選抜入試要項(PDF)で確認してください。
入試スケジュール
立教大学法学部 自由選抜入試のスケジュール(2027年度入試)
- 9月1日〜9月10日Web出願
- 10月13日受験票
- 10月30日1次合格発表
- 11月14日2次選考(面接)
- 12月7日最終合格発表
- 12月7日〜12月14日第1次手続
2次選考の面接は10:30〜(10:00までに控室に入室)。出典:2027年度 立教大学 自由選抜入試要項
入試の特色
立教大学は自由選抜入試を、志望する学部に関連した高い能力をもつ人、あるいは学業以外の諸活動の分野に秀でた個性をもつ人で、学びたいという熱意のある学生を受け入れる入試だと説明しています(入試要項)。
- 自己推薦型の入試:高校長の推薦は不要です。出願資格を満たしていると自分で判断すれば出願できます(はっきり条件が決まっている実績は、満たしている必要があります)。
- 英語は「スコアがあること」が条件:法学部の出願資格には英語の基準点が書かれていません。4技能のスコアを提出できることが条件です。
- 3学科で8名程度の少人数:直近3年の合格者は、3学科あわせて8〜22名です。
- 国際コース選抜入試とも併願できる:第2次選考の日が違うため、国際ビジネス法学科グローバルコースの国際コース選抜入試と併願できます。
立教大学法学部の自由選抜入試はこんな人に向いている
入試要項に書かれた出願資格と選考方法をもとに、FITAがまとめました。
部活動や文化活動で、都道府県レベル以上の実績がある人
スポーツのベスト8以上や、コンクール・弁論大会などでの上位入賞が出願の条件です。勉強と両立して活動に打ち込んできた人に向いています。
海外の高校で学び、異文化体験を語れる人
外国の高校で2学年以上を修了した人は、活動の実績の代わりに異文化体験で出願できます。
評定3.8以上を取ってきた人
高校3年間の成績も出願の条件です。
面接で、自分の経験と考えを伝えるのが得意な人
第2次選考は面接だけです。話す力や、質問に柔軟に答える力が生きる入試です。
倍率の推移
立教大学の「入試結果・過去問題」に掲載されている数字です(人数の単位は名。倍率は志願者数÷合格者数でFITAが計算)。
| 年度 | 法学科 | 政治学科 | 国際ビジネス法 |
|---|---|---|---|
| 2026 | 55→12 4.6倍 | 52→5 10.4倍 | 22→3 7.3倍 |
| 2025 | 35→9 3.9倍 | 26→9 2.9倍 | 13→4 3.3倍 |
| 2024 | 58→1 58.0倍 | 26→7 3.7倍 | 6→0 – |
倍率から読み取れること
- 2026年度は志願者が大きく増えた:3学科の合計は、2025年度の74名から2026年度は129名になりました。
- 書類選考で大きく絞られる:2026年度は、志願者129名のうち書類選考の合格者は39名でした。
- 合格者が0〜1名の年もある:2024年度は法学科1名、国際ビジネス法学科0名でした。基準に届かなければ、募集人員まで合格者を出さない入試です。
国際コース選抜入試(グローバルコース)もチェック
国際ビジネス法学科には、卒業に必要な専門科目をすべて英語で学べる「グローバルコース」があり、国際コース選抜入試で15名程度を募集しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 評定 | 全体の評定平均3.8以上 |
| 英語の条件 | 英検CSE 2,400/IELTS 6.0 TOEFL iBT 80(新形式4.5) TEAP 332/GTEC 1,247 ケンブリッジ英検 167 など |
| 主な提出書類 | 志望理由書(日本語2,000字程度) 調査書、英語スコアの証明書 |
| 第2次選考 | 2026年11月15日(日) 英語の課題文の講読と英語の講義の 聴講をふまえた英作文→集団面接 |
| 倍率 | 2026年度 43名→27名(約1.6倍) 2025年度 25名→13名(約1.9倍) |
自由選抜入試(第2次選考は11月14日)と併願できます。英語の力に自信がある人は、両方の受験も検討しましょう。
対策のポイント
立教大学法学部 自由選抜入試の準備チェック
- 評定平均3.8以上(3年1学期まで)を満たしている
二学期制の学校は、第3学年前期までの成績が必要です。 - 英語4技能テストのスコアを、2024年9月2日以降の受験で持っている
英検は二次試験まで受けている必要があります。 - 出願資格の実績(都道府県レベル以上など)を証明できる
大会プログラムや賞状のコピーを、任意資料として提出できます。 - 活動報告書の署名・捺印を、高校長や団体の長にお願いしている
3親等以内の親族の署名は認められません。 - 志望理由書(手書き2,000字程度)を書き上げている
下書きを重ね、清書の時間も確保しましょう。 - 面接で、志望理由書と活動報告書の内容を深く話せる
なぜ法学科(政治学科・国際ビジネス法学科)なのかを説明できるようにします。
立教大学法学部の自由選抜入試のよくある質問
英語のスコアは何点必要ですか?
法学部の出願資格には基準点が書かれておらず、英検・GTEC・IELTS・TEAP・TOEFL iBT・ケンブリッジ英検のいずれかの4技能のスコアを提出できることが条件です。
既卒生(浪人生)でも出願できますか?
法学部の自由選抜入試は、2026年4月から2027年3月までに高校を卒業する人が対象です。すでに卒業した人は出願できません。
FIT入試など、ほかの大学と併願できますか?
入試要項のQ&Aでは「他大学との併願は妨げないが、立教大学での勉学に強い意欲を持っていることが重要」としています。FIT入試は「合格したら入学を確約する」入試で、最終合格発表(11月2日)が立教の第2次選考(11月14日)より前にあります。受験の順番を考えて計画しましょう。
活動報告書の署名は、家族でもいいですか?
認められません。3親等以内の親族は署名できないとされています。高校長、所属団体の長、または活動を証明できる人にお願いしましょう。
FITAでできる対策
FITAは慶應義塾大学法学部のFIT入試の専門塾ですが、立教大学法学部の自由選抜入試をはじめとする併願校の対策も、同じ料金で受けられます。講師は全員FIT入試の合格者で、志望理由書・活動報告書の添削から面接の練習まで1対1で担当します。授業はすべてZoomで、全国から受講できます。
「部活動の実績をどう志望理由につなげればいい?」という段階からでも大丈夫です。無料相談で、出願までの計画を一緒に立てましょう。
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