【公募推薦解説】学習院大学国際社会科学部の公募推薦|倍率・日程・選考内容を5分でチェック

本記事では、公募推薦(正式名称:公募制推薦入試)について解説します。学習院大学国際社会科学部は、社会科学と英語を融合したカリキュラムで学ぶ学部です。高校長の推薦を受けて出願する「学校推薦型選抜(公募制)」の募集は若干名で、1校あたりの推薦人数に制限はありません。出願には評定4.2以上と数学Ⅰ・Ⅱ・A・Bの履修、英検2級(CSE1980以上)レベルの英語が必要です。最終選考は英語の筆記試験(90分)と、英語と日本語の口頭試問です。

この記事でわかること

  • 学習院大学国際社会科学部の公募推薦の合格のツボ
  • 出願資格・英語の基準・日程(2027年度)
  • 英語の筆記と口頭試問の内容
  • 直近5年の倍率と、対策のポイント
目次
  1. 2027年度入試で注意すること
  2. 合格のツボ
    1. ① 評定4.2と数学の履修を確認する
    2. ② 志望理由書では、学びたい「授業」を具体的に挙げる
    3. ③ 最終選考は英語長文と、英語・日本語の口頭試問
  3. 入試概要(2027年度入試)
    1. 入試スケジュール
  4. 入試の特色
  5. 学習院大学国際社会科学部の公募推薦はこんな人に向いている
    1. 評定4.2以上で、数学もきちんと学んできた人
    2. 英語は英検2級レベルだが、英語で学ぶことに意欲がある人
    3. 国際社会のニュースに関心があり、日本語でも英語でも説明できる人
    4. 学習院大学国際社会科学部が第一志望の人
  6. 倍率の推移
    1. 倍率から読み取れること
  7. 対策のポイント
  8. 学習院大学国際社会科学部の公募推薦のよくある質問
  9. FITAでできる対策
  10. あわせて読みたい
  11. 出典・参考資料

2027年度入試で注意すること

出願書類の提出は11月1日(日)〜11月5日(木)必着ですが、Web出願と第1次選考の検定料の納付は11月4日(水)15時に締め切られるので注意しましょう。留学などで調査書の成績欄に空白がある人は、10月2日〜10月9日の出願資格事前審査が必要でした。

日程や選考方法に変更があった場合は、大学の「入試制度の変更点」で知らされます。

合格のツボ

① 評定4.2と数学の履修を確認する

出願には、全体の学習成績の状況4.2以上に加えて、数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学Bの4科目すべてを履修している(卒業までに履修見込み)ことが必要です。英語の基準は英検2級合格かつCSE1980以上、GTEC1050、IELTS4.5などで、同じ学部のAO(英検準1級レベル)より低く設定されています。

② 志望理由書では、学びたい「授業」を具体的に挙げる

志望理由書(20〜25行)では、特に履修したい国際社会科学部の教員が担当する社会科学の科目を、大学案内やシラバスを見て具体的に挙げ、大学での学びを進路にどうつなげるかを書きます。「大学4年間の計画表」では、学修の計画と海外研修の計画を図や文章で示します。

③ 最終選考は英語長文と、英語・日本語の口頭試問

筆記試験は、国際社会に関する英語の長文を読み、英語または日本語で答える90分の試験です。口頭試問(1人10〜15分)では、英語でのコミュニケーション力に加え、国際社会の課題を日本語で説明することが求められます。

入試概要(2027年度入試)

入試概要を画像で保存スマホに保存して、いつでも見返せます

項目内容
募集人員国際社会科学科 若干名
推薦高校長の推薦
(人数制限なし)
志望の条件国際社会科学部が第一志望
(合格したら入学を確約)
卒業年の条件2027年3月卒業見込み
または2025年3月以降に卒業
評定全体の学習成績の状況4.2以上
+数学Ⅰ・Ⅱ・A・Bの履修
英語の条件次のいずれか1つ
英検 2級かつCSE1980
GTEC 1050/IELTS 4.5
TOEFL iBT 42(新形式2.5)など
主な提出書類推薦書(高校長)
志望理由書(20〜25行)
大学4年間の計画表
調査書・英語の証明書
出願期間Web出願:10月19日〜11月4日15時
書類:11月1日〜11月5日(必着)
第1次選考書類選考
第1次選考
合格発表
2026年11月24日(火)10時
最終選考2026年12月5日(土)
英語筆記(90分)・口頭試問
最終合格発表2026年12月11日(金)10時
入学手続2027年1月7日(木)まで
入学検定料第1次15,000円+最終20,000円
(計35,000円)
倍率
(2026年度)
約1.4倍
(志願者14名・合格者10名)

英語の基準は、ほかにTEAP 210、ケンブリッジ英語検定140、TOEIC L&R+S&W 650があります(2024年11月以降の取得)。詳しくは2027年度の募集要項(PDF)で確認してください。

入試スケジュール

学習院大学国際社会科学部 公募推薦のスケジュール(2027年度入試)

11月12月1月
11月1日〜11月5日出願書類の提出11月24日1次合格発表12月5日最終選考12月11日最終合格発表2027年1月7日入学手続締切
  1. 11月1日〜11月5日出願書類の提出
  2. 11月24日1次合格発表
  3. 12月5日最終選考
  4. 12月11日最終合格発表
  5. 2027年1月7日入学手続締切

最終選考は筆記試験10:10〜11:40、口頭試問13:00〜18:00(1人10〜15分)。出典:2027年度 学習院大学 国際社会科学部 学校推薦型選抜(公募制)募集要項

入試の特色

学習院大学は、この入試を卒業後に国際社会で活躍するために、社会科学と英語を融合したカリキュラムのもとで学ぶ意欲のある人を対象にした選抜だと説明しています(募集要項)。

  • 全国どの高校からでも出願できる:高校長の推薦が必要ですが、1校あたりの推薦人数は制限されていません。
  • 学習院の学校推薦型選抜どうしは併願できない:出願できるのは1つの試験区分の1学科だけです。
  • 既卒1年まで出願できる:2025年3月以降に卒業した人も出願できます(卒業生は高校3年間の成績で判断)。
  • 生成AIの使用は不正行為:志望理由書と計画表を生成AIで作成したことが判明した場合は、不正行為とみなして受験を認めないとされています。

学習院大学国際社会科学部の公募推薦はこんな人に向いている

募集要項に書かれた趣旨と選考方法をもとに、FITAがまとめました。

評定4.2以上で、数学もきちんと学んできた人

評定の基準が高く、数学Ⅰ・Ⅱ・A・Bの履修も条件です。

英語は英検2級レベルだが、英語で学ぶことに意欲がある人

英語の基準は英検2級レベルで、入学後に英語で社会科学を学んでいきます。

国際社会のニュースに関心があり、日本語でも英語でも説明できる人

口頭試問では、英語でのやりとりと、国際社会の課題についての日本語での説明が求められます。

学習院大学国際社会科学部が第一志望の人

合格したら入学を確約する入試です。

倍率の推移

学習院大学の「学部・学科、研究科における志願者・合格者・入学者数の推移」に掲載されている数字です(人数の単位は名。倍率は志願者数÷合格者数でFITAが計算)。

年度志願者合格者倍率
202614101.4倍
20251581.9倍
20241171.6倍
20231963.2倍
2022981.1倍

倍率から読み取れること

  • 志願者は毎年10〜20名ほど:評定4.2という条件があるため、出願できる人が限られています。
  • 倍率は1倍台が多い:2023年度だけは3.2倍でした。
  • 出願資格を満たすこと自体が大きなハードル:評定・数学の履修・英語の3つをそろえることが最初の関門です。

対策のポイント

学習院大学国際社会科学部 公募推薦の準備チェック

  • 全体の学習成績の状況が4.2以上ある
    3年1学期(前期)までの成績が対象です。
  • 数学Ⅰ・Ⅱ・A・Bを履修している(または卒業までに履修する)
    調査書で確認しておきましょう。
  • 英検2級(CSE1980以上)などの英語の基準を満たしている
    2024年11月以降の取得が条件です。
  • 高校長の推薦書を依頼している
    書類は11月5日必着です。
  • 志望理由書で、履修したい科目を具体的に挙げている
    シラバスを読んでおきましょう。
  • 国際社会に関する英語長文の読解と、口頭試問の練習をしている
    英語90分、口頭試問は1人10〜15分です。

学習院大学国際社会科学部の公募推薦のよくある質問

同じ学部にAOはありますか?

高校の推薦も評定の基準もいらない総合型選抜(AO)があります。英語は英検準1級レベルが必要です。下の「あわせて読みたい」で紹介しています。

同じ高校から何人まで出願できますか?

1校あたりの推薦人数の制限はありません。

浪人生でも出願できますか?

2025年3月以降に高校を卒業した人であれば出願できます。

FIT入試と併願できますか?

この公募推薦は「国際社会科学部を第一志望とし、合格した場合は入学を確約できる者」が条件です。FIT入試も「合格したら入学を確約する」入試なので、両方を同時に第一志望にすることはできません。どちらを受けるかを早めに決めましょう。

FITAでできる対策

FITAは慶應義塾大学法学部のFIT入試の専門塾ですが、学習院大学国際社会科学部の公募推薦をはじめとする併願校の対策も、同じ料金で受けられます。講師は全員FIT入試の合格者で、志望理由書・4年間の計画表の添削から、英語長文の読解、英語と日本語の口頭試問の練習まで1対1で担当します。授業はすべてZoomで、全国から受講できます。

「出願まで時間がないけれど間に合うか不安」という人も、無料相談で準備の優先順位を一緒に決めましょう。

あわせて読みたい

国際社会科学部には、高校の推薦がいらない総合型選抜(AO)もあります。

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出典・参考資料

この記事を書いた人

慶應FIT専門塾 FITA

FITA編集局

慶應義塾大学法学部のFIT入試に特化した専門塾 FITAの編集チームです。募集要項など大学の公式資料をもとに、FIT入試を突破した講師の知見を交えて、出願書類や二次試験の対策、併願の考え方まで、受験生と保護者の方に役立つ情報をお届けしています。

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