【帰国生入試解説】早稲田大学政治経済学部のグローバル入試|倍率・日程・選考内容を5分でチェック

早稲田大学政治経済学部の、海外の中学・高校で学んだ人を対象にした入試が「グローバル(海外就学経験者)入学試験」です。政治学科・経済学科・国際政治経済学科の3学科合計で約30名を募集し、日本語で学ぶ学位プログラム(4月入学)に入学します。第1次選考は書類と日本語の筆記試験(120分)、第2次選考は面接(10〜15分)です。
この記事でわかること
- 政経のグローバル入試の合格のツボ
- 出願資格(海外での在学期間)と日程
- 筆記試験と面接の内容
- 学科ごとの直近3年の倍率と、対策のポイント
目次
合格のツボ
① 海外の中等教育機関に「2年以上」在学したことが条件
出願には、日本の教育制度以外の課程で教える、日本国外の外国の中等教育機関に、継続して2年以上在学したこと、または最終学年の1年を含めて通算2年以上在学した(見込み)ことが必要です。対象はGrade7以上で、実際に海外に住み、現地の学校に通った経験が求められます。日本国籍などの条件もあります。
② 英語はTOEFL iBTかIELTSのスコアを直送する
英語能力はTOEFL iBTかIELTS(Academic)のスコアで審査されます。大学は出願基準や合格基準は設けていないとしていますが、2025年12月1日〜2026年6月30日に受験したスコアを、試験実施機関から直送する必要がありました。
③ 筆記試験は日本語の資料を読んで論じる120分
筆記試験は、長文の日本語の資料に基づいて、自分の意見を含めて論文形式で表現する試験です(120分)。大学は、目標のためにどんな努力をし、何を学び、それを政治経済学部でどう生かすのかが、書類選考から面接まで一貫して問われるとしています。
入試概要(2027年度入試)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集人員 | 政治学科・経済学科・ 国際政治経済学科 合計約30名 |
| 入学時期 | 2027年4月 (日本語学位プログラム) |
| 海外就学の条件 | 外国の中等教育機関に 継続2年以上、または最終学年を 含め通算2年以上(Grade7以上) |
| 英語 | TOEFL iBTかIELTSのスコア (基準なし・直送) |
| 主な提出書類 | 志望理由書 大学入学資格の証明書類 海外就学の在籍・成績証明書 |
| 出願期間 | 2026年7月10日〜7月17日 (オンライン出願) |
| 第1次選考 | 書類選考 筆記試験(日本語・120分) |
| 第1次選考 合格発表 | 2026年9月17日(木) |
| 第2次選考 | 2026年9月27日(日) 面接(10〜15分) |
| 最終合格発表 | 2026年10月1日(木) |
| 入学検定料 | 35,000円 |
| 倍率 (2027年度) | 3学科計 約3.9倍 (志願者147名・合格者38名) |
出願はオンライン出願システム「TAO」で行い、合格後の手続は「UCARO」で行います。詳しくは2027年度の入学試験要項(PDF)で確認してください。
入試スケジュール
早稲田大学政治経済学部 グローバル入試のスケジュール(2027年度入試)
- 7月10日〜7月17日出願
- 9月6日筆記試験
- 9月17日1次合格発表
- 9月27日面接
- 10月1日最終合格発表
筆記試験・面接はどちらも早稲田キャンパス。筆記試験は10:00〜12:00。出典:2027年度 早稲田大学政治経済学部 グローバル(海外就学経験者)入学試験 入学試験要項
入試の特色
政治経済学部は、この入試で社会への強い関心や問題意識を持ち、地域・世界の発展に貢献するための理解力・分析力・思考力・表現力・行動力を身につけようとする積極性のある学生を求めるとしています(入学試験要項)。
- 日本語で学ぶ学位プログラムへの入学:英語で学ぶ9月入学のプログラムとは別の入試です。
- 書類はPDFでアップロード:出願時は証明書類の原本をPDFでアップロードし、合格後に原本を提出します。
- ほかの入試との併願は妨げない:早稲田大学のほかの入試への出願もできますが、選考日が重なった場合はどちらかを選ぶ必要があります。
早稲田大学政治経済学部のグローバル入試はこんな人に向いている
入学試験要項に書かれた求める学生像と選考内容をもとに、FITAがまとめました。
海外の現地校やインターナショナルスクールに2年以上通った人
海外での就学経験が出願の条件です。
海外で見た社会の問題を、日本語で論じられる人
筆記試験は日本語の資料を読んで論文形式で書く試験です。
政治・経済・国際政治経済を日本語で学びたい人
入学後は日本語の学位プログラムで学びます。
倍率の推移
早稲田大学政治経済学部の「入試データ」に掲載されている数字です(人数の単位は名。倍率は志願者数÷合格者数でFITAが計算)。
| 年度 | 政治学科 | 経済学科 | 国際政治経済学科 |
|---|---|---|---|
| 2027 | 33→8 4.1倍 | 47→12 3.9倍 | 67→18 3.7倍 |
| 2026 | 49→9 5.4倍 | 61→18 3.4倍 | 101→21 4.8倍 |
| 2025 | 35→14 2.5倍 | 48→13 3.7倍 | 62→23 2.7倍 |
3学科の合計は、2027年度が147名→38名、2026年度が211名→48名、2025年度が145名→50名でした。
倍率から読み取れること
- 政治学科は合格者が少ない:3学科の中で合格者がいちばん少なく、2026年度は5倍を超えました。
- 国際政治経済学科は志願者が最も多い:毎年60名以上が志願しています。
- 2027年度は志願者が減った:3学科の合計は211名から147名に減りました。
対策のポイント
早稲田大学政治経済学部 グローバル入試の準備チェック
- 海外の中等教育機関での在学期間が、条件を満たしているか確認している
在籍証明書と成績証明書が2学年分以上必要です。 - 決められた期間に受けたTOEFL iBTかIELTSのスコアを、直送する手配をしている
- 志望理由書で、海外での経験と政治経済学部で学びたいことをつなげている
- 日本語の資料を読んで、120分で論文形式の答案を書く練習をしている
- 面接(10〜15分)で、経験・学び・将来を一貫して話せる
早稲田大学政治経済学部のグローバル入試のよくある質問
TOEFLやIELTSの点数に基準はありますか?
大学は、TOEFL・IELTSの出願基準や合格基準は設けていないとしています。
学科の併願はできますか?
出願時に1つの学科を選びます。
FIT入試と併願できますか?
この入試は他の入試への出願を妨げないとされています。FIT入試は「合格したら入学を確約する」入試なので、両方に合格した場合の進路をよく考えて計画しましょう。グローバル入試の合格発表(10月1日)は、FIT入試の最終合格発表(11月2日)より前です。
FITAでできる対策
FITAは慶應義塾大学法学部のFIT入試の専門塾ですが、早稲田大学政治経済学部のグローバル入試をはじめとする併願校の対策も、同じ料金で受けられます。講師は全員FIT入試の合格者で、志望理由書の添削から、日本語の論述試験・面接の練習まで1対1で担当します。授業はすべてZoomなので、海外からでも受講できます。
「帰国生入試とFIT入試、どちらを受けるべきか」という相談も、無料相談で受け付けています。
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