【帰国生入試解説】学習院大学法学部の帰国生入試|倍率・日程・選考内容を5分でチェック

学習院大学の「総合型選抜(外国高等学校出身者及び帰国生徒)」は、海外の学校で学んだ人を対象にした入試です。法学部では法学科・政治学科が募集しています(各学科若干名)。選考は2段階で、第1次選考は書類、最終選考は小論文(日本語)と面接(日本語)です。
この記事でわかること
- 学習院法学部の帰国生入試の合格のツボ
- 「外国高等学校出身者」と「帰国生徒」の違い
- 志願票②の4つの質問と、選考の流れ
- 学科ごとの直近3年の倍率と、対策のポイント
目次
合格のツボ
① 自分が「A」と「B」のどちらで出願するか確認する
出願区分は2つあります。A:外国高等学校出身者は、外国で最終学年を含めて2学年以上継続して学校教育を受けた人などです(日本国内のインターナショナルスクールは対象外)。B:帰国生徒は、中学・高校で海外の外国の教育課程を2学年以上継続、または通算3学年以上受け、2025年9月1日以降に日本の高校に編入した人などです。海外の学校の成績を、条件の学年分すべて提出できることも必要です。
② 法学部は統一試験か外国語検定の証明が必須
法学部に出願する人は、高校卒業時の統一試験(IB・SAT・アビトゥアなど)の証明か、外国語検定試験のスコア(出願時に取得後2年以内)を提出する必要があります。英検・TOEFL iBT・IELTS・TEAP・GTECなどが使えます。
③ 志願票②の4つの質問で、海外経験と学びたいことをつなげる
志願票②では、「本大学で何を学びたいのか」「自分の性格など」「海外生活で何を得たのか」「現在最も気になっている社会的な課題と自身の考え」の4つを書きます。最終選考の面接も日本語なので、書いた内容を日本語で深く話せるように準備しましょう。
入試概要(2027年度入試)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集人員 | 法学科・政治学科 (各学科若干名) |
| 国籍などの条件 | 日本国籍 (永住者・特別永住者を含む) |
| 出願区分 | A:外国高等学校出身者 B:帰国生徒(日本の高校出身) |
| 法学部の条件 | 統一試験の合格証明か 外国語検定のスコア(2年以内) |
| 出願期間 | 2026年8月19日〜8月21日 (必着) |
| 第1次選考 | 書類選考 (9月18日 合格発表) |
| 最終選考 | 2026年10月3日(土) 小論文・面接(日本語) |
| 最終合格発表 | 2026年10月9日(金)10時 |
| 入学手続 | 10月22日締切 (延納手続は12月3日締切) |
| 入学検定料 | 第1次選考 15,000円 最終選考 20,000円 |
| 倍率 (2026年度) | 法学科 3.0倍 政治学科 約9.3倍 |
学習院大学の総合型選抜の中で、ほかの試験区分や複数の学科と併願できます(同じ試験日のものは不可)。詳しくは募集要項(PDF)で確認してください。
入試スケジュール
学習院大学法学部 帰国生入試のスケジュール(2027年度入試)
- 8月19日〜8月21日出願
- 9月18日1次合格発表
- 10月3日小論文・面接
- 10月9日最終合格発表
- 10月22日入学手続締切
試験会場は目白キャンパス。出典:学習院大学 令和9(2027)年度 総合型選抜(外国高等学校出身者及び帰国生徒)募集要項
最終選考の内容
| 科目 | 時間 | 内容 |
|---|---|---|
| 小論文 | 10:00〜11:30 | 日本語で書く |
| 面接 | 13:30〜 | 日本語で行う |
最終選考は、筆記試験(小論文)と面接で総合的に合否が判定されます。示された試験をすべて受けないと、合否判定の対象になりません。
入試の特色
- 海外の学校の証明書はコピーで出せる:外国の学校の卒業証明書・成績証明書・在籍期間証明書は、コピーの提出が認められています。
- 証明書の日付は「月」まで必要:在籍期間などの日付に年しか書かれていない書類は不備になり、例年不受理になる人がいると注意されています。
- 英語だけの授業では卒業できない:入学後は日本語の講義を理解する力が必要です。
学習院大学法学部の帰国生入試はこんな人に向いている
募集要項に書かれた出願資格と選考内容をもとに、FITAがまとめました。
海外の学校で2年以上学んだ人
海外の高校を卒業する人(A)も、帰国して日本の高校に編入した人(B)も出願できます。
社会の課題について、日本語で自分の考えを書ける人
志願票②では、最も気になっている社会的な課題と自分の考えを書きます。最終選考の小論文も日本語です。
統一試験や外国語検定のスコアを持っている人
法学部では、統一試験か外国語検定の証明が出願の条件です。
倍率の推移
学習院大学の「学部・学科、研究科における志願者・合格者・入学者数の推移」に掲載されている、総合型選抜(外国高等学校出身者及び帰国生徒)の数字です(人数の単位は名。倍率は志願者数÷合格者数でFITAが計算)。
| 年度 | 法学科 | 政治学科 |
|---|---|---|
| 2026 | 27→9 3.0倍 | 28→3 約9.3倍 |
| 2025 | 19→5 3.8倍 | 16→2 8.0倍 |
| 2024 | 15→6 2.5倍 | 17→10 1.7倍 |
倍率から読み取れること
- 志願者は増えている:2026年度は両学科とも志願者が27〜28名で、2024年度より10名以上増えました。
- 政治学科は合格者が少ない年がある:2025年度は2名、2026年度は3名でした。
対策のポイント
学習院大学法学部 帰国生入試の準備チェック
- 自分がAとBのどちらの区分か、出願資格を満たすか確認している
不安があれば、出願資格問合せ期間(7月中旬)に問い合わせます。 - 海外の学校の成績・在籍期間の証明を、必要な学年分そろえている
日付は年・月まで書かれているか確認します。 - 統一試験か外国語検定(取得後2年以内)の証明を用意している
- 志願票②の4つの質問に、具体的な経験をもとに答えている
- 日本語の小論文(90分)を時間を計って練習している
- 日本語の面接で、志望理由と海外での経験を話せる
学習院大学法学部の帰国生入試のよくある質問
日本の高校に通っていても出願できますか?
「B:帰国生徒」の区分で出願できます。海外で外国の教育課程を2学年以上継続または通算3学年以上受け、2025年9月1日以降に日本の高校に編入したことなどが条件です。
法学科と政治学科を併願できますか?
学習院大学の総合型選抜の中では複数の学科と併願できますが、同じ試験日のものは併願できません。
FIT入試と併願できますか?
FIT入試の2027年度募集要項には、他大学の帰国生入試との併願についての記載はありません。学習院の入学手続締切(10月22日)は、FIT入試の最終合格発表(11月2日)より前です。FIT入試は「合格したら入学を確約する」入試なので、FITに合格した場合は慶應に入学することになります。
FITAでできる対策
FITAは慶應義塾大学法学部のFIT入試の専門塾ですが、学習院大学法学部の帰国生入試をはじめとする併願校の対策も、同じ料金で受けられます。講師は全員FIT入試の合格者で、志願票②の添削から、日本語の小論文・面接の練習まで1対1で担当します。授業はすべてZoomなので、海外からでも受講できます。
「帰国生入試とFIT入試、どちらを受けるべきか」という相談も、無料相談で受け付けています。
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