【総合型選抜解説】早稲田大学国際教養学部のAO入試(国外選考)|倍率・日程・選考内容を5分でチェック

早稲田大学国際教養学部(SILS)は、授業を原則英語で行う学部です。「AO入学試験(4月入学)国外選考」は、日本国外の12年の教育課程を修了(見込み)した人(日本国内のインターナショナルスクール出身者などを含む)が対象で、募集は約100名、国籍は問いません。選考は書類による総合評価で、必要な場合だけオンライン面接があります。
この記事でわかること
- 国外選考の合格のツボ
- 対象者と国内選考との違い
- 約800語のエッセイの課題
- 直近3年の結果と、対策のポイント
目次
合格のツボ
① 自分が「国外選考」の対象か確認する
国外選考の対象は、日本国外で12年以上の学校教育を修了(見込み)した人、国際的な認定を受けたインターナショナルスクールの修了者、IB・アビトゥア・バカロレア・GCE Aレベルなどの資格取得者などです。日本の高校の課程を修了する人は国内選考の対象です。
② エッセイは「2つの引用」を1つの視点で論じる
2027年4月入学のエッセイは、学問分野の異なる5つの短い引用文から2つを選び、1つの視点から自分の考えを論じるものでした。さらに、その2つを選んだ理由を高校の授業などの学問的経験から説明し、SILSの具体的な授業と将来の学びにどうつながるかを書きます。英語・約800語です。
③ 統一試験と英語のスコアをそろえる
提出書類には、SAT・ACT・IBDPなどの統一試験のスコアと、TOEFL iBTかIELTS(Academic)のスコアが含まれます。必要な書類は教育制度ごとに違うので、「List of Application Documents by Education System」で確認しましょう。
入試概要(2027年4月入学)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集人員 | 約100名 (国籍は問わない) |
| 対象 | 日本国外の12年の課程の 修了(見込み)者 など |
| 主な提出書類 | エッセイ(英語・約800語) 成績・統一試験・英語のスコア 活動の記録(任意) |
| 出願期間 | 2026年9月1日〜9月8日 (オンライン) |
| 選考 | 書類による総合評価 (必要な人だけ面接) |
| オンライン面接 | 11月4日または7日 (対象者のみ) |
| 合格発表 | 2026年11月24日(火)10時 |
| 入学検定料 | 日本国外在住 10,000円 日本国内在住 35,000円 |
| 合格率 (2026年度) | 約29% (志願者427名・合格者123名) |
出願の時点で日本語の力は求められません。日本語を第一言語とする人向けのStudy Plan 1(1年間の留学が必修)と、それ以外の人向けのStudy Plan 2があります。詳しくは要項(PDF)で確認してください。
入試スケジュール
早稲田大学国際教養学部 AO国外選考のスケジュール(2027年4月入学)
- 9月1日〜9月8日出願
- 10月27日受験番号・面接の通知
- 11月4日・7日面接(対象者)
- 11月24日合格発表
- 12月7日入学手続(納入)締切
日時は日本時間。出典:Application Guide for AO April Entry (Overseas) 2027, SILS
入試の特色
- 専願ではない:要項は、この入試は拘束力のない(non-binding)入試で、他大学や早稲田の他学部への出願を妨げないとしています。
- 国籍の定員はない:特定の国籍の留学生の定員や目標はありません。
- 生成AIの使用は不正とみなされうる:エッセイを生成AIで作って自分のものとして出すと、不正とみなされ評価に影響する可能性があるとされています。
早稲田大学SILSの国外選考はこんな人に向いている
要項に書かれた対象者と選考方法をもとに、FITAがまとめました。
海外の高校やインターナショナルスクールで学んだ人
日本国外の12年の課程を修了(見込み)した人などが対象です。
学問分野をまたいで考えるのが好きな人
エッセイでは、異なる分野の引用を1つの視点で論じます。
英語で教養を幅広く学びたい人
授業は原則英語で、幅広い分野を学びます。
結果の推移
早稲田大学国際教養学部の「Data」に掲載されている数字です(人数の単位は名。合格率は合格者数÷志願者数でFITAが計算)。
| 年度 | 志願者 | 合格者 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2026 | 427 | 123 | 約29% |
| 2025 | 332 | 105 | 約32% |
| 2024 | 279 | 113 | 約41% |
結果から読み取れること
- 志願者は3年で1.5倍に:2024年度の279名から、2026年度は427名になりました。
- 合格率は下がっている:約41%から約29%になりました。
対策のポイント
早稲田大学SILS AO国外選考の準備チェック
- 国外選考と国内選考のどちらの対象か確認している
- 自分の教育制度で必要な書類を確認している
「List of Application Documents by Education System」を見ます。 - 統一試験とTOEFL・IELTSのスコアを、期限までに送る手配をしている
- 約800語のエッセイで、2つの引用を1つの視点で論じ、SILSの授業につなげている
- 英語のオンライン面接に備えている
早稲田大学SILSの国外選考のよくある質問
日本の高校から出願できますか?
日本の高校の課程を修了する人は、AO入学試験(4月入学)の国内選考か、9月入学の対象です。
日本語ができなくても出願できますか?
できます。出願の時点で日本語の能力は求められません。
FIT入試と併願できますか?
SILSのAO入試は拘束力のない入試で、他大学への出願を妨げないとされています。FIT入試は「合格したら入学を確約する」入試なので、FITに合格した場合は慶應に入学することになります。FITの最終合格発表(11月2日)は、国外選考の合格発表(11月24日)より前です。
FITAでできる対策
FITAは慶應義塾大学法学部のFIT入試の専門塾ですが、早稲田大学SILSのAO入試をはじめとする併願校の対策も、同じ料金で受けられます。講師は全員FIT入試の合格者で、英語エッセイの構成づくりから、オンライン面接の練習まで1対1で担当します。授業はすべてZoomなので、海外からでも受講できます。
「どの引用を選び、どうつなげればいいかわからない」という段階からでも大丈夫です。無料相談で一緒に整理しましょう。
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