【公募推薦解説】学習院大学法学部政治学科の公募推薦|倍率・日程・選考内容を5分でチェック

本記事では、公募推薦(正式名称:公募制推薦入試)について解説します。学習院大学法学部政治学科の学校推薦型選抜が「学校推薦型選抜(公募制)」です。募集は政治学科5名で、法学科では実施していません。高校長の推薦が必要ですが、1校あたりの推薦人数に制限はないので、条件を満たせば全国どの高校からでも出願できます。出願には評定3.8以上と、英検準1級(CSE2304以上)などの英語の基準が必要です。

この記事でわかること

  • 学習院大学法学部政治学科の公募推薦の合格のツボ
  • 出願資格・英語の基準・日程(2027年度)とスケジュールの図
  • 英語・論述・面接の最終選考の内容
  • 直近5年の志願者数と、対策のポイント
目次
  1. 2027年度入試で注意すること
  2. 合格のツボ
    1. ① 評定3.8と英検準1級レベルの英語を、出願までにそろえる
    2. ② 志望理由書・活動報告書は「500〜600字」で密度を上げる
    3. ③ 最終選考は「英文を日本語で説明する」「資料を分析して論じる」
  3. 入試概要(2027年度入試)
    1. 入試スケジュール
  4. 入試の特色
  5. 学習院大学法学部政治学科の公募推薦はこんな人に向いている
    1. 英語が得意で、英語力を政治学の学びに生かしたい人
    2. グラフやデータを読み、社会の問題を分析するのが好きな人
    3. 将来、大学院進学や専門性の高い仕事をめざしたい人
    4. 学習院大学の政治学科が第一志望の人
  6. 倍率の推移
    1. 倍率から読み取れること
  7. 対策のポイント
  8. 学習院大学法学部政治学科の公募推薦のよくある質問
  9. FITAでできる対策
  10. あわせて読みたい
  11. 出典・参考資料

2027年度入試で注意すること

この入試は、出願が11月1日(日)〜11月5日(木)と、ほかの大学の推薦入試より遅い日程です。Web出願と第1次選考の検定料の納付は、出願期間の最終日より1日早い11月4日(水)15時に締め切られるので注意しましょう。

日程や選考方法に変更があった場合は、大学の「入試制度の変更点」で知らされます。出願の前と受験の前に、必ず確認しておきましょう。

合格のツボ

① 評定3.8と英検準1級レベルの英語を、出願までにそろえる

出願には、全体の学習成績の状況3.8以上と、英検準1級合格かつCSE2304以上、GTEC1220、IELTS5.5などの英語の基準が必要です。英語のスコアは、2024年11月以降に取得した、出願時から2年以内のものが対象です。

② 志望理由書・活動報告書は「500〜600字」で密度を上げる

志望理由書は、政治学科への志望動機、自分に適性があると考える理由、学科での勉学が自分にとって持つ意味を500〜600字で書きます。活動報告書も同じ字数で、高校時代に力を入れた活動と、その理由・成果を書きます。字数が少ないので、1つの経験に絞って具体的に書くことが大切です。

③ 最終選考は「英文を日本語で説明する」「資料を分析して論じる」

最終選考は、英語(60分)・論述(60分)・面接です。英語は英文資料を読み、問いに日本語で答えます。論述は、日本語の評論やグラフ、データ、図表を読み、社会の諸現象を多面的・批判的に分析して自分の考えを述べます。

入試概要(2027年度入試)

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項目内容
募集人員法学部政治学科 5名
(法学科は実施しない)
志望の条件政治学科が第一志望
(合格したら入学を確約)
卒業年の条件2027年3月卒業見込み
または2025年3月以降に卒業
評定全体の学習成績の状況
3.8以上
英語の条件次のいずれか1つ
英検 準1級かつCSE2304
GTEC 1220
TOEFL iBT 62(新形式3.5)
IELTS 5.5 など
主な提出書類推薦書(高校長)
志望理由書(500〜600字)
活動報告書(500〜600字)
調査書・英語の証明書
出願期間Web出願:10月19日〜11月4日15時
書類:11月1日〜11月5日(必着)
第1次選考書類選考
第1次選考
合格発表
2026年11月20日(金)10時
最終選考2026年12月5日(土)
英語(60分)・論述(60分)
面接(午後)
最終合格発表2026年12月11日(金)10時
入学手続2027年1月7日(木)まで
(納付金を一括納入)
入学検定料第1次15,000円+最終20,000円
(計35,000円)
倍率
(2026年度)
志願者1名・合格者1名

英語の基準は、ほかにTEAP 310、ケンブリッジ英語検定162、TOEIC L&R+S&W 910があります。留学などで調査書の成績欄に空白がある人は、10月2日〜10月9日の出願資格事前審査が必要です。詳しくは2027年度の募集要項(PDF)で確認してください。

入試スケジュール

学習院大学法学部政治学科 公募推薦のスケジュール(2027年度入試)

11月12月1月
11月1日〜11月5日出願書類の提出11月20日1次合格発表12月5日最終選考12月11日最終合格発表2027年1月7日入学手続締切
  1. 11月1日〜11月5日出願書類の提出
  2. 11月20日1次合格発表
  3. 12月5日最終選考
  4. 12月11日最終合格発表
  5. 2027年1月7日入学手続締切

最終選考は目白キャンパスで9:10集合、英語9:30〜10:30、論述10:45〜11:45、面接は午後。出典:2027年度 学習院大学 法学部 学校推薦型選抜(公募制)募集要項

入試の特色

学習院大学は、この入試で学力試験だけでは評価しにくい資質や能力を書類で判断するとともに、英語問題・論述問題・面接によって、英語能力と分析能力に優れ、志の高い学生を選ぶとしています(募集要項)。

  • FTコースへの進学を期待:政治学科には、英語力や分析力を伸ばし大学院進学も後押しする「FTコース(特別選抜コース)」があり、公募推薦の入学者にはこのコースへの進学が期待されています(進学を保証するものでも、義務づけるものでもありません)。
  • 既卒1年まで出願できる:2025年3月以降に卒業した人も出願できます。
  • 学習院の学校推薦型選抜どうしは併願できない:出願できるのは1つの試験区分の1学科だけです。
  • 辞退には高校長の書類が必要:やむを得ず入学を辞退する場合は、高校長から学長あての「入学辞退願」が必要です。

学習院大学法学部政治学科の公募推薦はこんな人に向いている

募集要項に書かれた趣旨と選考方法をもとに、FITAがまとめました。

英語が得意で、英語力を政治学の学びに生かしたい人

英検準1級レベルの英語が出願条件で、最終選考でも英文資料の読解があります。

グラフやデータを読み、社会の問題を分析するのが好きな人

論述では、評論に加えてグラフ・データ・図表を読み取る力が問われます。

将来、大学院進学や専門性の高い仕事をめざしたい人

FTコースは、英語力や分析力を伸ばし、大学院進学を後押しするコースです。

学習院大学の政治学科が第一志望の人

合格したら入学を確約する入試なので、学習院で政治学を学ぶと決めている人に向いています。

倍率の推移

学習院大学の「学部・学科、研究科における志願者・合格者・入学者数の推移」に掲載されている、法学部政治学科の公募推薦の数字です(人数の単位は名)。

年度志願者合格者倍率
2026111.0倍
2025212.0倍
2024221.0倍
2023414.0倍
2022221.0倍

倍率から読み取れること

  • 志願者は毎年1〜4名:募集人員5名に対して、志願者がかなり少ない入試です。
  • 合格者は募集人員に届いていない:志願者が少なくても、全員が合格するわけではありません。2023年度は4名のうち1名の合格でした。
  • 出願資格を満たすこと自体が大きなハードル:評定3.8と英検準1級レベルの英語の両方が必要なため、出願できる人が限られています。

対策のポイント

学習院大学法学部政治学科 公募推薦の準備チェック

  • 全体の学習成績の状況が3.8以上ある
    3年1学期(前期)までの成績が対象です。
  • 英検準1級(CSE2304以上)などの英語の基準を満たしている
    2024年11月以降の取得が条件です。TOEFL・IELTSは大学へのスコア直送の手配が必要です。
  • 高校長の推薦書を依頼している
    出願の締切(11月5日必着)から逆算して、早めに頼みましょう。
  • 志望理由書と活動報告書を500〜600字で書き上げている
    政治学科で何を学びたいか、なぜ自分に適性があるのかを具体的に書きます。
  • 英文を読んで、日本語で要点を説明する練習をしている
    英語の試験は60分です。
  • グラフやデータを含む資料を読んで、60分で論述する練習をしている
    社会の現象を多面的に分析する視点を身につけます。

学習院大学法学部政治学科の公募推薦のよくある質問

法学科でも公募推薦はありますか?

ありません。学校推薦型選抜(公募制)を実施しているのは、法学部では政治学科だけです。

浪人生でも出願できますか?

2025年3月以降に高校を卒業した人であれば出願できます。

同じ高校から何人まで出願できますか?

1校あたりの推薦人数の制限はありません。

FIT入試と併願できますか?

学習院大学法学部政治学科の公募推薦は「政治学科を第一志望とし、合格した場合は入学を確約できる者」が条件です。FIT入試も「合格したら入学を確約する」入試なので、両方を同時に第一志望にすることはできません。どちらを受けるかを早めに決めましょう。

FITAでできる対策

FITAは慶應義塾大学法学部のFIT入試の専門塾ですが、学習院大学法学部政治学科の公募推薦をはじめとする併願校の対策も、同じ料金で受けられます。講師は全員FIT入試の合格者で、志望理由書・活動報告書の添削から、英文読解や資料を使った論述、面接の練習まで1対1で担当します。授業はすべてZoomで、全国から受講できます。

「FITと学習院、どちらを受けるか迷っている」という段階からでも大丈夫です。無料相談で、受験全体の計画を一緒に考えましょう。

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出典・参考資料

この記事を書いた人

慶應FIT専門塾 FITA

FITA編集局

慶應義塾大学法学部のFIT入試に特化した専門塾 FITAの編集チームです。募集要項など大学の公式資料をもとに、FIT入試を突破した講師の知見を交えて、出願書類や二次試験の対策、併願の考え方まで、受験生と保護者の方に役立つ情報をお届けしています。

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