【総合型選抜解説】学習院大学国際社会科学部のAO入試|倍率・日程・選考内容を5分でチェック

学習院大学国際社会科学部は、社会科学と英語を融合したカリキュラムで学ぶ学部です。総合型選抜の「総合型選抜(AO)」の募集は20名で、高校の推薦も評定の基準もいらないかわりに、英検準1級(CSE2304以上)レベルの英語の基準があります。第1次選考は書類、最終選考は英語の筆記試験(90分)と、英語と日本語の口頭試問です。

この記事でわかること

  • 学習院大学国際社会科学部のAOの合格のツボ
  • 出願資格・英語の基準・日程(2027年度)
  • 英語の筆記と口頭試問の内容
  • 直近3年の倍率と、対策のポイント
目次
  1. 合格のツボ
    1. ① 英検準1級レベルの英語が出願の条件
    2. ② 志望理由書では、学びたい「授業」を具体的に挙げる
    3. ③ 最終選考は英語長文と、英語・日本語の口頭試問
  2. 入試概要(2027年度入試)
    1. 入試スケジュール
  3. 入試の特色
  4. 学習院大学国際社会科学部のAOはこんな人に向いている
    1. 英語で社会科学を学びたい人
    2. 評定はそれほど高くないが、英語に自信がある人
    3. 国際社会のニュースに関心があり、日本語でも英語でも説明できる人
    4. 海外研修や留学の計画を具体的に考えている人
  5. 倍率の推移
    1. 倍率から読み取れること
  6. 対策のポイント
  7. 学習院大学国際社会科学部のAOのよくある質問
  8. FITAでできる対策
  9. あわせて読みたい
  10. 出典・参考資料

合格のツボ

① 英検準1級レベルの英語が出願の条件

出願資格は、卒業年などの学歴の条件と、英検準1級合格かつCSE2304以上、GTEC1220、IELTS5.5、TOEFL iBT 62(新形式3.5)などの英語の基準の2つです。評定の基準はないので、英語に自信がある人が挑戦しやすい入試です。

② 志望理由書では、学びたい「授業」を具体的に挙げる

志望理由書(20〜25行)では、特に履修したい国際社会科学部の教員が担当する社会科学の科目を、大学案内やシラバスを見て具体的に挙げ、大学での学びを進路にどうつなげるかを書きます。あわせて提出する「大学4年間の計画表」では、学修の計画と海外研修の計画を図や文章で示します。

③ 最終選考は英語長文と、英語・日本語の口頭試問

筆記試験は、国際社会に関する英語の長文を読み、英語または日本語で答える90分の試験です。口頭試問(1人10〜15分)では、英語でのコミュニケーション力に加え、国際社会の課題を日本語で説明することが求められます。

入試概要(2027年度入試)

入試概要を画像で保存スマホに保存して、いつでも見返せます

項目内容
募集人員国際社会科学科 20名
推薦不要
卒業年の条件2027年3月卒業見込み
または2025年3月以降に卒業
評定基準なし
英語の条件次のいずれか1つ
英検 準1級かつCSE2304
GTEC 1220/IELTS 5.5
TOEFL iBT 62(新形式3.5)など
主な提出書類志望理由書(20〜25行)
大学4年間の計画表
英語の証明書・調査書
出願期間Web出願:10月19日〜10月22日15時
書類:10月19日〜10月23日(必着)
第1次選考書類選考
第1次選考
合格発表
2026年11月24日(火)10時
最終選考2026年12月5日(土)
英語筆記(90分)・口頭試問
最終合格発表2026年12月11日(金)10時
入学手続2027年1月7日(木)まで
入学検定料第1次15,000円+最終20,000円
(計35,000円)
倍率
(2026年度)
約2.3倍
(志願者130名・合格者57名)

英語の基準は、ほかにTEAP 310、TEAP CBT 550、ケンブリッジ英語検定162、TOEIC L&R+S&W 910があります(2024年10月以降の取得)。IBやアビトゥアなど、海外の資格でも出願できます。詳しくは2027年度の募集要項(PDF)で確認してください。

入試スケジュール

学習院大学国際社会科学部 AOのスケジュール(2027年度入試)

10月11月12月1月
10月19日〜10月23日出願書類の提出11月24日1次合格発表12月5日最終選考12月11日最終合格発表2027年1月7日入学手続締切
  1. 10月19日〜10月23日出願書類の提出
  2. 11月24日1次合格発表
  3. 12月5日最終選考
  4. 12月11日最終合格発表
  5. 2027年1月7日入学手続締切

最終選考は筆記試験10:10〜11:40、口頭試問13:00〜18:00(1人10〜15分)。出典:2027年度 学習院大学 国際社会科学部 総合型選抜(AO)募集要項

入試の特色

学習院大学は、この入試を卒業後に国際社会で活躍するために、社会科学と英語を融合したカリキュラムのもとで学ぶ意欲のある人を対象にした選抜だと説明しています(募集要項)。

  • 推薦も評定も不要:出願資格は、卒業年などの学歴の条件と英語の基準の2つです。
  • 学習院の総合型選抜のほかの区分・学科と併願できる:ただし、同じ試験日の区分や学科とは併願できません。
  • 生成AIの使用は不正行為:志望理由書と計画表を生成AIで作成したことが判明した場合は、不正行為とみなして受験を認めないとされています。
  • 英語で出題、英語か日本語で解答:最終選考の筆記試験は、英語または日本語で解答できます。

学習院大学国際社会科学部のAOはこんな人に向いている

募集要項に書かれた趣旨と選考方法をもとに、FITAがまとめました。

英語で社会科学を学びたい人

学部のカリキュラムは社会科学と英語を融合しています。英語を「使って」学びたい人に合っています。

評定はそれほど高くないが、英語に自信がある人

評定の基準がないので、英検準1級レベルの英語力があれば挑戦できます。

国際社会のニュースに関心があり、日本語でも英語でも説明できる人

口頭試問では、英語でのやりとりと、国際社会の課題についての日本語での説明が求められます。

海外研修や留学の計画を具体的に考えている人

大学4年間の計画表で、学修と海外研修の計画を示します。

倍率の推移

学習院大学の「学部・学科、研究科における志願者・合格者・入学者数の推移」に掲載されている数字です(人数の単位は名。倍率は志願者数÷合格者数でFITAが計算)。

年度志願者合格者倍率
2026130572.3倍
2025118343.5倍
2024109402.7倍
2023112274.1倍
2022105442.4倍

倍率から読み取れること

  • 毎年100名以上が志願:募集20名に対して、2026年度は57名が合格しています。
  • 倍率は年によって2〜4倍台で動く:2023年度は4.1倍、2026年度は2.3倍でした。
  • 合格者は募集人員を大きく上回る:5年とも、合格者数は募集人員の20名を超えています。

対策のポイント

学習院大学国際社会科学部 AOの準備チェック

  • 英語の基準を満たすスコアを、2024年10月以降の取得で持っている
    TOEFL・IELTSは大学へのスコア直送の手配が必要です。
  • 履修したい国際社会科学部の科目を、シラバスで具体的に調べている
    志望理由書(20〜25行)で科目を挙げて書きます。
  • 大学4年間の計画表で、学修と海外研修の計画を示している
    図を使って示してもかまいません。
  • 国際社会に関する英語長文を、90分で読んで答える練習をしている
    英語または日本語で解答します。
  • 国際社会の課題を、日本語で説明する練習をしている
    口頭試問では英語でのやりとりもあります。
  • 自己紹介と将来像を、英語でも話せるようにしている
    口頭試問は1人10〜15分です。

学習院大学国際社会科学部のAOのよくある質問

評定はいくつ必要ですか?

評定の基準はありません。出願資格は、学歴の条件と英語の基準の2つです。

浪人生でも出願できますか?

2025年3月以降に高校を卒業した人であれば出願できます。

同じ学部に公募推薦はありますか?

高校長の推薦を受けて出願する学校推薦型選抜(公募制)があります。評定4.2以上が必要なかわりに、英語は英検2級レベルで出願できます。下の「あわせて読みたい」で紹介しています。

FIT入試と併願できますか?

AOの募集要項には、第一志望や入学確約の条件は書かれていません。FIT入試は「合格したら入学を確約する」入試で、最終合格発表(11月2日)は学習院の第1次選考の合格発表(11月24日)より前です。

FITAでできる対策

FITAは慶應義塾大学法学部のFIT入試の専門塾ですが、学習院大学国際社会科学部のAOをはじめとする併願校の対策も、同じ料金で受けられます。講師は全員FIT入試の合格者で、志望理由書・4年間の計画表の添削から、英語長文の読解、英語と日本語の口頭試問の練習まで1対1で担当します。授業はすべてZoomで、全国から受講できます。

「英語は得意だけど、社会科学で何を学びたいか言葉にできない」という段階からでも大丈夫です。無料相談で一緒に整理しましょう。

あわせて読みたい

国際社会科学部には、高校長の推薦を受けて出願する公募推薦もあります。

あわせて読みたいおすすめ併願先【公募推薦解説】学習院大学国際社会科学部の公募推薦|倍率・日程・選考内容を5分でチェック学習院大学国際社会科学部の学校推薦型選抜(公募制)を、大学の募集要項をもとに5分で解説。評定4.2と数学の履修、英検2級レベルの英語基準、英…記事を読む あわせて読みたいおすすめ併願先【公募推薦解説】学習院大学法学部政治学科の公募推薦|倍率・日程・選考内容を5分でチェック学習院大学法学部政治学科の学校推薦型選抜(公募制)を、大学の募集要項をもとに5分で解説。評定3.8と英検準1級レベルの英語基準、FIT入試の…記事を読む

出典・参考資料

この記事を書いた人

慶應FIT専門塾 FITA

FITA編集局

慶應義塾大学法学部のFIT入試に特化した専門塾 FITAの編集チームです。募集要項など大学の公式資料をもとに、FIT入試を突破した講師の知見を交えて、出願書類や二次試験の対策、併願の考え方まで、受験生と保護者の方に役立つ情報をお届けしています。

FITAについて詳しく見る

一覧へ戻る

Free Consultation

無料受験相談 予約フォーム

無料相談のご案内:生徒一人でも、親子一緒でも相談可能/合格に近づく併願戦略も相談可能/平日祝日問わず10時〜23時まで。無料相談で何ができる?「FIT入試って何?」の基本から、疑問をゼロにします。あなたが「今、何から始めればいいか」を明確にします。合格者が直接見極める「慶應法リアル合格可能性診断」。

    名前必須

    学年(現時点での学年)必須

    メールアドレス必須
    ※メールが届かないことがございますため、携帯メールアドレスでのご登録はお控えください。

    電話番号必須

    ご希望の日程(zoomでの実施です)必須
    無料相談は生徒のみ、保護者のみでの実施も可能です。日程を調整の上、3つ以上の日程をご記入ください。こちらで希望をお伺いの上、日程は担当者と調整後確定します。

    オンラインで全国OK無料相談 質問・資料請求もLINE追加