【総合型選抜解説】中央大学文学部の自己推薦入試|倍率・日程・選考内容を5分でチェック

中央大学文学部の総合型選抜が「自己推薦入学試験」です。社会学系では、社会学専攻(18名)、社会情報学専攻(3名)、分野を横断して学ぶ学びのパスポートプログラム(10名)が募集しています。自由応募制で、他の大学との併願も妨げない入試です。2027年度からは、専攻ごとに出願資格や試験の内容が決められる方式に変わりました。

この記事でわかること

  • 2027年度の変更点(外国語型・専攻適性型の廃止)
  • 3つの専攻・プログラムの出願資格と試験の違い
  • 日程(2027年度)とスケジュールの図
  • 直近2年の倍率と、対策のポイント
目次
  1. 2027年度入試の変更点
  2. 合格のツボ
    1. ① 社会学専攻は、3つの出願資格から自分に合うものを選ぶ
    2. ② 社会学専攻の小論文は「自己推薦文」
    3. ③ 第2次選考は専攻ごとに内容がまったく違う
  3. 入試概要(2027年度入試)
    1. 入試スケジュール
  4. 3つの専攻・プログラムの違い
  5. 入試の特色
  6. 中央大学文学部の自己推薦入試はこんな人に向いている
    1. 社会問題について調べ、自分の言葉で語れる人(社会学専攻)
    2. 英語の力を情報や社会の学びに生かしたい人(社会情報学専攻)
    3. 一つの分野にしぼらず、幅広く学びたい人(学びのパスポート)
    4. 他の大学とも併願しながら挑戦したい人
  7. 倍率の推移
    1. 倍率から読み取れること
  8. 対策のポイント
  9. 中央大学文学部の自己推薦入試のよくある質問
  10. FITAでできる対策
  11. あわせて読みたい
  12. 出典・参考資料

2027年度入試の変更点

2027年度から、これまでの【外国語型】【専攻適性型】という出願方式が廃止され、専攻(プログラム)ごとに定めた方式で試験を行います(入学試験要項)。

専攻2026年度まで2027年度
社会学外国語型・専攻適性型出願資格1〜3から選ぶ
講義理解力試験+GW・面接
社会情報学外国語型英語の基準
英語試験(映像)+面接
学びのパスポート外国語型・専攻適性型評定3.8+活動など
読解力試験+GD形式の面接

合格のツボ

① 社会学専攻は、3つの出願資格から自分に合うものを選ぶ

社会学専攻は、出願資格1(評定4.0以上)、出願資格2(社会についての学習・課外・社会貢献活動で顕著な実績)、出願資格3(英検CSE1980などの語学)のいずれかで出願できます。資格1・2は、合格後に本専攻に入学することを確約できる人が条件です。

② 社会学専攻の小論文は「自己推薦文」

出願時に、「自身が本専攻に入学するにふさわしい理由」を論じる1,500字程度の小論文を提出します。客観的な自己分析と、専攻で学びたい社会の関心事(社会問題・社会現象)に必ず触れることが求められています。活動の実績は、A4・8枚以内の活動内容説明資料にまとめます。

③ 第2次選考は専攻ごとに内容がまったく違う

社会学専攻は教員の講義を受けたあとに小論文を書く「講義理解力試験」(90分)と、グループワーク・面接、社会情報学専攻は英語の映像を見て選択式で答える英語試験(60分)と面接、学びのパスポートは分野を横断するテキストや資料を読んで論述する読解力試験(90分)と、プレゼンテーションを含むグループディスカッション形式の面接です。

入試概要(2027年度入試)

入試概要を画像で保存スマホに保存して、いつでも見返せます

項目内容
募集人員社会学専攻 18名
社会情報学専攻 3名
学びのパスポート 10名
併願自由応募制
(他大学・他学部と併願可)
志望は1専攻のみ
卒業年の条件高校を卒業した人
または2027年3月卒業見込み
主な提出書類志願者経歴書(書式1)
志望理由書(書式2・手書き)
調査書 など
(専攻ごとに追加あり)
出願期間2026年9月1日〜9月7日
(消印有効)
第1次選考書類選考
第1次選考
合格発表
2026年10月16日(金)11時
第2次選考2026年10月24日(土)
多摩キャンパス
専攻ごとの試験・面接など
合格発表2026年11月5日(木)11時
入学手続2026年11月5日〜11月12日
入学検定料35,000円
倍率
(2026年度)
社会学 約4.6倍
社会情報学 約4.4倍
学びのパスポート 約6.7倍

志望理由書(書式2)は手書きのみで、枚数・字数の制限はありません。入学手続や検定料の支払いは『特別入試出願手引』で確認してください。

入試スケジュール

中央大学文学部 自己推薦入試のスケジュール(2027年度入試)

9月10月11月
9月1日〜9月7日出願10月16日1次合格発表10月24日2次選考11月5日合格発表11月5日〜11月12日入学手続
  1. 9月1日〜9月7日出願
  2. 10月16日1次合格発表
  3. 10月24日2次選考
  4. 11月5日合格発表
  5. 11月5日〜11月12日入学手続

2次選考は多摩キャンパスで、1時限目10:20〜、2時限目13:00〜。出典:2027年度 中央大学 文学部 自己推薦入学試験要項

3つの専攻・プログラムの違い

項目社会学社会情報学学びのパスポート
出願資格評定4.0/顕著な実績/語学のいずれか英語の基準評定3.8+活動・語学など
追加書類小論文1,500字
活動説明資料
英語の証明小論文2,000字
活動説明資料
第2次選考講義理解力試験
GW・面接
英語試験(映像)
面接
読解力試験
GD形式の面接

英語の基準は3つとも共通で、英検CSE1980以上(2級以上を受験)、TOEFL iBT 42(新形式3.0)、IELTS 4.0、GTEC 930、TEAP 225などです(出願期間の初日から2年以内)。学びのパスポートの小論文のテーマは、「卒業するときにプログラムを通じてどのような力を身につけたいか、どのような大学生活を送る計画か」です。

入試の特色

  • 他大学と併願できる自由応募制:ほかの入試制度や、中央大学の他学部、他大学との併願を妨げないとされています。ただし、社会学専攻の出願資格1・2は「合格後に本専攻に入学することを確約できる者」が条件です。
  • 既卒生も出願できる:卒業している人は、卒業時の評定で判断されます。
  • 学びのパスポートは入学時に系統を選ぶ:入学手続のときに「社会文化系」と「スポーツ文化系」のどちらかを選びます。
  • 社会学専攻はグループワークがある:講義理解力試験のあと、グループワークと面接が行われます。

中央大学文学部の自己推薦入試はこんな人に向いている

入学試験要項に書かれた出願資格と選考方法をもとに、FITAがまとめました。

社会問題について調べ、自分の言葉で語れる人(社会学専攻)

自己推薦文で、学びたい社会の関心事に触れることが求められます。

英語の力を情報や社会の学びに生かしたい人(社会情報学専攻)

出願資格は英語の基準で、試験も英語の映像を使います。

一つの分野にしぼらず、幅広く学びたい人(学びのパスポート)

分野を横断するテキストを読んで論述する試験があります。

他の大学とも併願しながら挑戦したい人

自由応募制で、他大学との併願が認められています(社会学専攻の資格1・2は入学確約が条件)。

倍率の推移

入学試験要項に掲載されている過年度の結果です(人数の単位は名。2026年度以前は外国語型・専攻適性型の合計。倍率は志願者数÷合格者数でFITAが計算)。

年度社会学社会情報学学びのパスポート
202697→21
4.6倍
22→5
4.4倍
121→18
6.7倍
2025133→23
5.8倍
14→4
3.5倍
147→17
8.6倍

倍率から読み取れること

  • 社会学専攻は4〜6倍:2026年度は外国語型28名→8名、専攻適性型69名→13名でした。
  • 学びのパスポートは志願者が多い:毎年120名以上が出願し、倍率は6倍を超えています。
  • 2027年度は方式が変わる:出願資格と試験が変わるため、過去の倍率はあくまで目安です。

対策のポイント

中央大学文学部 自己推薦入試の準備チェック

  • 志望する専攻(プログラム)の出願資格を確認している
    社会学専攻は資格1〜3のどれで出願するかを決めます。
  • 志望理由書(書式2)を手書きで書いている
    パソコンでの作成はできません。
  • 【社会学】自己推薦文(1,500字程度)で、学びたい社会の関心事に触れている
    客観的な自己分析を心がけます。
  • 【社会学】講義を聞いて小論文を書く練習と、グループワークの練習をしている
    メモの取り方も練習しておきましょう。
  • 【社会情報学】英語の映像を見て内容を聞き取る練習をしている
    選択式の英語試験(60分)です。
  • 【学びのパスポート】小論文(2,000字程度)で、大学4年間の計画を具体的に書いている
    分野を横断した読解・論述の練習もします。

中央大学文学部の自己推薦入試のよくある質問

2つの専攻に出願できますか?

できません。志望できる専攻(プログラム)は1つに限られます。

浪人生でも出願できますか?

できます。卒業している人は、卒業時の評定で判断されます。

英語の資格がなくても社会学専攻に出願できますか?

出願資格1(評定4.0以上)または出願資格2(顕著な実績)で出願できます。どちらも、合格後に入学することの確約が条件です。

FIT入試と併願できますか?

中央大学文学部の自己推薦は自由応募制で、他大学との併願を妨げないとされています。ただし、社会学専攻の資格1・2は入学確約が条件です。FIT入試の最終合格発表(11月2日)は、中央の合格発表(11月5日)より前です。どの資格で出願するかも含めて計画しましょう。

FITAでできる対策

FITAは慶應義塾大学法学部のFIT入試の専門塾ですが、中央大学文学部の自己推薦入試をはじめとする併願校の対策も、同じ料金で受けられます。講師は全員FIT入試の合格者で、志望理由書・自己推薦文の添削から、講義理解力試験やグループワーク、面接の練習まで1対1で担当します。授業はすべてZoomで、全国から受講できます。

「どの専攻・どの出願資格で出すべきか」という段階からでも大丈夫です。無料相談で一緒に考えましょう。

あわせて読みたい

あわせて読みたいおすすめ併願先【総合型選抜解説】中央大学法学部のチャレンジ入試|倍率・日程・選考内容を5分でチェック中央大学法学部のチャレンジ入学試験を、大学の入学試験要項をもとに5分で解説。3つの部門、3問の志望理由書、講義理解力試験と面接、学科ごとの倍…記事を読む あわせて読みたいおすすめ併願先【総合型選抜解説】明治大学文学部の自己推薦特別入試|倍率・日程・選考内容を5分でチェック明治大学文学部の自己推薦特別入学試験を、現代社会学専攻を中心に大学の入学試験要項をもとに5分で解説。評定3.5の出願資格、2,000字の自己…記事を読む

出典・参考資料

この記事を書いた人

慶應FIT専門塾 FITA

FITA編集局

慶應義塾大学法学部のFIT入試に特化した専門塾 FITAの編集チームです。募集要項など大学の公式資料をもとに、FIT入試を突破した講師の知見を交えて、出願書類や二次試験の対策、併願の考え方まで、受験生と保護者の方に役立つ情報をお届けしています。

FITAについて詳しく見る

一覧へ戻る

Free Consultation

無料受験相談 予約フォーム

無料相談のご案内:生徒一人でも、親子一緒でも相談可能/合格に近づく併願戦略も相談可能/平日祝日問わず10時〜23時まで。無料相談で何ができる?「FIT入試って何?」の基本から、疑問をゼロにします。あなたが「今、何から始めればいいか」を明確にします。合格者が直接見極める「慶應法リアル合格可能性診断」。

    名前必須

    学年(現時点での学年)必須

    メールアドレス必須
    ※メールが届かないことがございますため、携帯メールアドレスでのご登録はお控えください。

    電話番号必須

    ご希望の日程(zoomでの実施です)必須
    無料相談は生徒のみ、保護者のみでの実施も可能です。日程を調整の上、3つ以上の日程をご記入ください。こちらで希望をお伺いの上、日程は担当者と調整後確定します。

    オンラインで全国OK無料相談 質問・資料請求もLINE追加