【総合型選抜解説】明治大学文学部の自己推薦特別入試|倍率・日程・選考内容を5分でチェック

明治大学文学部の総合型選抜が「自己推薦特別入学試験」です。文学部の14専攻で合わせて40名を募集し、社会学を学ぶ心理社会学科 現代社会学専攻の募集は3名です。第一次選考は書類、第二次選考は小論文(90分)と口頭試問です。評定3.5以上で出願でき、英語などの検定の点数で足切りされることはありません。この記事では、現代社会学専攻を中心に解説します。

この記事でわかること

  • 明治大学文学部の自己推薦入試の合格のツボ
  • 出願資格・自己推薦書・日程(2027年度)
  • 現代社会学専攻など専攻ごとの倍率
  • 向いている人と、対策のポイント
目次
  1. 合格のツボ
    1. ① 自己推薦書がいちばん大事な書類
    2. ② 実績の「優劣」ではなく、学びとのつながりで勝負する
    3. ③ 第二次選考は90分の小論文と口頭試問
  2. 入試概要(2027年度入試)
    1. 入試スケジュール
  3. 入試の特色
  4. 明治大学文学部の自己推薦入試はこんな人に向いている
    1. 社会の問題について、自分で調べたり本を読んだりしてきた人
    2. 学びたいテーマが、専攻の学問とはっきり結びついている人
    3. 評定は3.5以上あるが、目立つ受賞歴はない人
    4. 明治大学文学部が第一志望の人
  5. 倍率の推移
    1. 倍率から読み取れること
  6. 対策のポイント
  7. 明治大学文学部の自己推薦入試のよくある質問
  8. FITAでできる対策
  9. あわせて読みたい
  10. 出典・参考資料

合格のツボ

① 自己推薦書がいちばん大事な書類

大学は、第一次選考の書類のうち「とりわけ重要なのは、みなさんの意志が強く表わされる自己推薦書の内容」だとしています。自己推薦書は本人の自筆で2,000字以内で、ア「志望する専攻で具体的に何を学びたいか(将来の希望を含む)」、イ「自分が最も高く評価する特定分野や、高校時代の研究・学習をアと関連させて述べ、その際に読んだ著作についての意見」を書きます。

② 実績の「優劣」ではなく、学びとのつながりで勝負する

大学のQ&Aでは、出願に特別な資格や受賞歴は必要なく、実績の優劣のみで合否が決まることはないとしています。重要なのは、いま努力していることが、入学後に学びたいこととどう関連しているかを明確に示すことです。

③ 第二次選考は90分の小論文と口頭試問

第二次選考では、思考の独創性や論理的思考能力など、一般の学力試験では判定しにくいことを小論文と口頭試問で問います。小論文の過去問題は、前年度の1学科分を窓口か郵送で請求できます(文学部 過去問題)。

入試概要(2027年度入試)

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項目内容
募集人員現代社会学専攻 3名
(文学部14専攻で計40名)
志望の条件第一志望
(合格したら入学する前提で
他大学との併願は可)
卒業年の条件2027年3月卒業見込み
(既卒生は不可)
評定全体の学習成績の状況
3.5以上
その他の条件学内外の特定分野で
優れた能力を発揮した人
主な提出書類自己推薦書(自筆・2,000字以内)
評価書(担当教員など)
出願票・調査書
添付書類(任意)
出願期間2026年9月25日〜10月1日
(郵送・日付印有効)
第一次選考書類選考
第一次選考
結果発表
2026年10月21日(水)
(郵送で通知)
第二次選考2026年11月14日(土)
小論文(90分)・口頭試問
合格発表2026年11月18日(水)10時
入学手続2027年1月14日〜1月22日
(一括納入)
入学検定料第一次15,000円+第二次20,000円
(計35,000円)
倍率
(2026年度)
現代社会学 約17倍
(志願者34名・合格者2名)

第一次選考の合格者は、10月22日〜10月27日に第二次選考の出願と検定料の納入が必要です。史学地理学科の4専攻には科目の履修条件があります。詳しくは2027年度の入学試験要項(PDF)で確認してください。

入試スケジュール

明治大学文学部 自己推薦特別入試のスケジュール(2027年度入試)

9月10月11月12月1月
9月25日〜10月1日出願10月21日一次結果の発送10月22日〜10月27日二次の出願11月14日二次選考11月18日合格発表2027年1月14日〜1月22日入学手続
  1. 9月25日〜10月1日出願
  2. 10月21日一次結果の発送
  3. 10月22日〜10月27日二次の出願
  4. 11月14日二次選考
  5. 11月18日合格発表
  6. 2027年1月14日〜1月22日入学手続

二次選考は小論文9:30〜11:00、口頭試問13:00〜。出典:2027年度 明治大学 文学部自己推薦特別入学試験要項

入試の特色

明治大学文学部は、この入試の目的を「これまで自分が真摯に取り組んできた学習、あるいは活動を本学部各学科・各専攻での専門的な教育の中に明確に位置付け、それに挑戦しようとする意欲を持った人材」を迎えることだとしています(入学試験要項)。

  • 「学内外の特定分野」とは:正規の授業以外の、自主的でユニークな学習や活動で、入学後の専攻での学びに結びつく分野を指します。
  • 英語の検定は必須ではない:英検2級以上などは自己アピールに使える例として示されていますが、点数で足切りされることはありません。
  • 評価書が必要:高校での生活を最もよく知る担任や部活動の顧問などに、評価書を書いてもらいます。
  • 口頭試問の内容は非公開:大学のQ&Aでは、口頭試問の内容には答えられないとしています。

明治大学文学部の自己推薦入試はこんな人に向いている

入学試験要項とQ&Aに書かれた内容をもとに、FITAがまとめました。

社会の問題について、自分で調べたり本を読んだりしてきた人

自己推薦書では、高校時代の研究や学習と、そのときに読んだ本への意見を書きます。

学びたいテーマが、専攻の学問とはっきり結びついている人

大学は、いまの努力と入学後の学びのつながりを重視しています。

評定は3.5以上あるが、目立つ受賞歴はない人

実績の優劣だけで合否が決まるわけではありません。活動の中身と学びへの意欲で勝負できます。

明治大学文学部が第一志望の人

第一志望として入学を志す人が対象です。

倍率の推移

明治大学の『大学ガイドブック2027』入試ガイドに掲載されている数字です(人数の単位は名。倍率は第一次選考の志願者数÷第二次選考の合格者数でFITAが計算)。

専攻2026年度2025年度
現代社会学34→2
17.0倍
36→2
18.0倍
臨床心理学41→3
13.7倍
29→3
9.7倍
哲学11→0
―
6→1
6.0倍

現代社会学専攻の第一次選考の合格者は、2026年度が4名、2025年度が3名でした。

倍率から読み取れること

  • 現代社会学専攻は10倍を超える狭き門:募集3名に対して30名以上が志願し、合格は2名でした。
  • 第一次選考の書類で大きく絞られる:2026年度は34名のうち4名だけが第二次選考に進んでいます。
  • 合格者が0名の年もある:2026年度の哲学専攻は合格者0名でした。基準に届かなければ、募集人員まで合格させるとは限りません。

対策のポイント

明治大学文学部 自己推薦入試の準備チェック

  • 全体の学習成績の状況が3.5以上ある
    3年1学期(前期)までの成績が対象です。
  • 専攻で学びたいことを、具体的なテーマとして説明できる
    現代社会学専攻なら、関心のある社会問題と、それを社会学でどう考えたいかを整理します。
  • 高校時代の研究・学習と、そのときに読んだ本への意見をまとめている
    自己推薦書のイで書く内容です。
  • 自己推薦書を自筆で2,000字以内に仕上げている
    消えない黒のボールペンで書きます。
  • 評価書を担任や顧問の先生に依頼している
    自分が一番アピールしたい内容を理解している人に頼みましょう。
  • 90分の小論文と口頭試問の練習をしている
    前年度の過去問題を大学に請求できます。

明治大学文学部の自己推薦入試のよくある質問

受賞歴や資格がないと出願できませんか?

出願に特別な資格や受賞歴は必要ありません。大学のQ&Aでは、実績の優劣のみで合否が決まることはないとしています。

英検の級が足りないと出願できませんか?

検定試験の点数などで足切りはしないとされています。

他の大学と併願できますか?

合格した場合は文学部に入学することを前提に、他大学・他学部との併願が認められています。

FIT入試と併願できますか?

FIT入試は「合格したら入学を確約する」入試で、最終合格発表は11月2日です。明治の自己推薦は「合格したら入学する前提」で併願を認めていて、合格発表は11月18日です。FIT入試の結果が先に出るので、出願前にどちらを優先するか決めておきましょう。

FITAでできる対策

FITAは慶應義塾大学法学部のFIT入試の専門塾ですが、明治大学文学部の自己推薦入試をはじめとする併願校の対策も、同じ料金で受けられます。講師は全員FIT入試の合格者で、自己推薦書の構成づくりや読書の整理から、90分の小論文・口頭試問の練習まで1対1で担当します。授業はすべてZoomで、全国から受講できます。

「自分の活動が専攻の学びとどうつながるかわからない」という段階からでも大丈夫です。無料相談で一緒に整理しましょう。

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出典・参考資料

この記事を書いた人

慶應FIT専門塾 FITA

FITA編集局

慶應義塾大学法学部のFIT入試に特化した専門塾 FITAの編集チームです。募集要項など大学の公式資料をもとに、FIT入試を突破した講師の知見を交えて、出願書類や二次試験の対策、併願の考え方まで、受験生と保護者の方に役立つ情報をお届けしています。

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