【帰国生入試解説】青山学院大学国際政治経済学部の帰国生入試|倍率・日程・選考内容を5分でチェック

青山学院大学の「海外就学経験者入学者選抜」は、海外で外国の教育課程を受けた人などを対象にした入試です。国際政治経済学部では、国際政治学科・国際経済学科・国際コミュニケーション学科が募集しています(各学科若干名)。選考は2段階で、第1次審査は外国語能力の書類審査、第2次審査は小論文(日本語)と面接です。
この記事でわかること
- 国際政治経済学部の帰国生入試の合格のツボ
- 交換留学の経験者も出願できる条件
- 第1次・第2次審査の流れと日程
- 学科ごとの直近2年の結果と、対策のポイント
目次
合格のツボ
① 交換留学の経験者も出願できる
出願資格は3つあります。⑴保護者の海外勤務にともない、海外の高校(10〜12年生)に2年以上継続して在籍し卒業(見込み)など。⑵保護者の勤務と関係なく、7〜12年生で通算3年以上(小学校を含む場合は通算4年以上)外国の教育課程を受けた人。さらに⑶として、日本の高校に在籍しながら、交換留学で半年以上2年未満、海外で学んだ人も出願できます。
② 第1次審査は外国語能力で決まる
第1次審査は外国語能力の書類審査です。英語で出願する場合は、TOEFL iBT 79以上(2026年1月21日以降の試験は4.0以上)、IELTS 6.0以上、英検1級のいずれかが必要です。法学部と比べて基準が高く、英検は準1級ではなく1級が求められる点に注意しましょう。
③ 第2次審査の面接には英語の質問もある
第2次審査は小論文(日本語・60分)と面接です。面接では英語での質疑が一部含まれます。2026年度の小論文は、答えが一つに定まらない社会的課題について、自ら問題意識を設定し、論点を整理して書く力を見る問題でした(大学公表の出題意図)。
入試概要(2027年度入試)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集人員 | 国際政治学科・国際経済学科・ 国際コミュニケーション学科 (各学科若干名) |
| 国籍の条件 | 日本国籍 (特別永住者などを含む) |
| 就学の条件 | 海外の高校に2年以上継続 7〜12年生で通算3年以上 交換留学で半年以上 など |
| 外国語の条件 | TOEFL iBT 79(4.0) IELTS 6.0/英検1級 など |
| 出願期間 | Web:8月21日〜9月4日 書類:9月1日〜9月4日(必着) |
| 第1次審査 | 書類審査(外国語能力) (10月2日 合格発表) |
| 第2次審査 | 2026年10月10日(土) 小論文・面接 |
| 合格発表 | 2026年11月2日(月)13時 |
| 入学手続 | 11月16日締切 (延納は1月19日まで) |
| 入学検定料 | 第1次審査 15,000円 第2次審査 20,000円 |
入学検定料のほかに、支払いのたびにWeb出願システムの利用料(1,400円)がかかります。詳しくは入学者選抜要項(PDF)で確認してください。
入試スケジュール
青山学院大学国際政治経済学部 帰国生入試のスケジュール(2027年度入試)
- 8月21日〜9月4日出願
- 10月2日1次合格発表
- 10月2日〜10月5日2次の出願
- 10月10日小論文・面接
- 11月2日合格発表
試験会場は青山キャンパス。入学手続締切は11月16日。出典:青山学院大学 2027年度 海外就学経験者入学者選抜要項
第2次審査の内容
| 科目 | 時間 | ポイント |
|---|---|---|
| 小論文(日本語) | 9:30〜10:30 | 社会的課題について 論点を整理して書く |
| 面接 | 13:00〜 | 書類審査を含む 英語の質疑が一部ある |
第2次審査は、第1次審査の合格者だけが、あらためてWebで出願して受験します。
入試の特色
- 3学科のどれか1つに出願:学科ごとに募集と選考が行われます。
- 日本の高校の交換留学生も対象:出願資格⑶は、2026年3月卒業または2027年3月卒業見込みで、交換留学の経験がある人が対象です。
- 延納の制度がある:入学申込金を11月16日までに納めれば、残りの学費等は2027年1月19日まで延納できます。
国際政治経済学部の帰国生入試はこんな人に向いている
入学者選抜要項とアドミッション・ポリシーをもとに、FITAがまとめました。
英語力が高い人
TOEFL iBT 79・IELTS 6.0・英検1級などが出願の条件で、面接にも英語の質問があります。
国際社会のあり方に関心がある人
アドミッション・ポリシーでは、国際政治や国際コミュニケーションの観点から国際社会に関心を持っていることが挙げられています。
高校で交換留学をした人
日本の高校に在籍したまま交換留学をした人も、出願資格⑶で出願できます。
学科ごとの結果
青山学院大学の「過去の入学者選抜試験結果」(2026年度・2025年度)の数字です(人数の単位は名。志願者→合格者)。
| 学科・年度 | 第1次審査 | 第2次審査 |
|---|---|---|
| 国際政治 2026 | 47→32 | 18→13 |
| 国際政治 2025 | 28→25 | 16→12 |
| 国際経済 2026 | 61→35 | 16→13 |
| 国際経済 2025 | 39→31 | 16→14 |
| 国際コミュ 2026 | 53→25 | 15→12 |
| 国際コミュ 2025 | 33→24 | 17→14 |
結果から読み取れること
- 志願者は大きく増えている:国際政治学科は、2025年度の28名から2026年度は47名になりました。
- 第2次審査を受ける人は第1次合格者より少ない:2026年度の国際政治学科は、第1次合格32名のうち第2次審査に出願したのは18名でした。
- 第2次審査の合格率は高め:どの学科も、第2次審査の志願者の7割以上が合格しています。
対策のポイント
国際政治経済学部 帰国生入試の準備チェック
- 出願資格⑴〜⑶のどれにあてはまるか確認している
不明な点は7月下旬までに所定の用紙で問い合わせます。 - TOEFL iBT 79・IELTS 6.0・英検1級などの基準を満たしている
出願書類の提出期限から2年以内のものが有効です。 - 答えが一つに定まらない社会的課題について、60分で論述する練習をしている
大学が公表している過去の問題を使えます。 - 面接の英語での質問に備えている
- 第1次合格後、10月5日までに第2次審査に出願する準備をしている
国際政治経済学部の帰国生入試のよくある質問
日本の高校から交換留学をしただけでも出願できますか?
2026年3月卒業または2027年3月卒業見込みで、高校入学後に交換留学で半年以上2年未満、海外で学んだ経験があれば、出願資格⑶で出願できます。外国語能力の条件も満たす必要があります。
面接は英語ですか?
要項には「面接は英語での質疑が一部含まれます」と書かれています。
FIT入試と併願できますか?
FIT入試の2027年度募集要項には、他大学の帰国生入試との併願についての記載はありません。青山学院の合格発表は11月2日、入学手続締切は11月16日です。FIT入試は「合格したら入学を確約する」入試なので、FITに合格した場合は慶應に入学することになります。
FITAでできる対策
FITAは慶應義塾大学法学部のFIT入試の専門塾ですが、青山学院大学国際政治経済学部の帰国生入試をはじめとする併願校の対策も、同じ料金で受けられます。講師は全員FIT入試の合格者で、日本語の小論文の添削から、英語の質問を含む面接の練習まで1対1で担当します。授業はすべてZoomなので、海外からでも受講できます。
「帰国生入試とFIT入試、どちらを受けるべきか」という相談も、無料相談で受け付けています。
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