【総合型選抜解説】立教大学異文化コミュニケーション学部の自由選抜入試|倍率・日程・選考内容を5分でチェック

立教大学異文化コミュニケーション学部は、「『ちがい』から、その先へ(Different is where we begin.)」を標語に、言語・文化・社会を学ぶ学部です。総合型選抜の「自由選抜入試」には、方式A(15名程度)と、大学院まで5年で進む方式B(5名程度)があります。方式Aは課題作文(2,000〜2,500字)を出し、第2次選考で小論文(90分)と面接を受けます。
この記事でわかること
- 方式Aと方式Bの違い
- 語学の出願資格と日程
- 方式Aの課題作文のテーマ
- 直近2年の倍率と、対策のポイント
目次
合格のツボ
① 方式Aは英語か第2外国語の検定で出願できる
方式Aの出願には、英語4技能のスコアの提出に加えて、英検CSE 2,300、IELTS 5.5、TOEFL iBT 72(4.0)、GTEC 1,180、TEAP 309、ケンブリッジ英検160などの英語の基準か、ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語・韓国語の検定(独検3級、仏検準2級、中検3級など)のどれかを満たすことが必要です。評定の条件は書かれていません。
② 課題作文は「政治家の演説」を書く
2027年度の課題作文は、自分が設定した時代の日本の政治家として、新しい祝日の制定をめぐる論争に向けた演説を2,000〜2,500字程度で書くものです。どんな祝日をなぜ制定するのか、どんな批判と価値観の違いがあるのか、それにどう向き合うのかを書きます。学部の標語と4つの専門領域を踏まえることも求められています。
③ 第2次選考の小論文は課題文つき
方式Aの小論文(90分)では、社会・文化・言語・教育などをめぐる課題文が与えられ、読解力・論理的構成力・表現力などが評価されます。
入試概要(2027年度入試)
| 項目 | 方式A | 方式B |
|---|---|---|
| 募集人員 | 15名程度 | 5名程度 |
| 対象 | 2026年4月〜2027年3月 に高校を卒業(見込み) | 2025年4月〜2027年3月 に高校を卒業(見込み) |
| 語学の条件 | 英検CSE 2,300など または第2外国語の検定 | コースごとの 英語の基準 |
| 主な提出書類 | 課題作文 (2,000〜2,500字) | 志望理由書(600字) 研究計画書・推薦状 |
| 第2次選考 | 11月14日(土) 小論文・面接 | 11月15日(日) 面接 |
| 出願期間 | Web:9月1日〜9月10日 書類:9月11日(消印有効) | |
| 第1次選考 合格発表 | 2026年10月30日(金)11時 | |
| 最終合格発表 | 2026年12月7日(月)11時 | |
| 入学検定料 | 35,000円 (別に利用料1,100円) | |
英語のスコアは、出願期間の初日からさかのぼって2年以内に受験したものが有効です(第2外国語の検定は取得年限なし)。詳しくは入学試験要項(PDF)で確認してください。
入試スケジュール
立教大学異文化コミュニケーション学部 自由選抜入試のスケジュール(2027年度入試)
方式A
方式B
方式A
- 9月1日〜9月11日出願
- 10月30日1次合格発表
- 11月14日小論文・面接
- 12月7日最終合格発表
方式B
- 9月1日〜9月11日出願
- 10月30日1次合格発表
- 11月15日面接
- 12月7日最終合格発表
第2次選考は池袋キャンパス。出典:2027年度 立教大学 自由選抜入試 入学試験要項
方式B(5年一貫プログラム)とは
方式Bは、5年間で大学院修士までの学位を取る「5年一貫プログラム」の志望者を選ぶ方式です。通訳翻訳・英語教育・日本語教育・国際協力の4つのコースがあり、コースごとに英語の基準が決まっています(通訳翻訳はIELTS 6.0、英検CSE 2,400など)。
提出書類は、志望理由書(600字程度)、研究計画書(2,000字程度。英語なら800語程度)、推薦状です。研究計画書には、大学での研究計画と大学院での研究計画を分けて書き、参考文献のリストもつけます。第2次選考の面接では、研究計画書をもとに質問されます。
入試の特色
- 第2外国語でも出願できる:方式Aは、ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語・韓国語の検定でも出願資格を満たせます。
- 方式Bは既卒1年目まで出願できる:2025年4月から2027年3月に高校を卒業(見込み)の人が対象です。
- 国際コース選抜入試(DLP)は別の入試:英語と日本語で学ぶDual Language Pathwayは、国際コース選抜入試で募集しています。
立教大学異文化コミュニケーション学部の自由選抜入試はこんな人に向いている
入学試験要項に書かれた出願資格と選考方法をもとに、FITAがまとめました。
言語や文化の「ちがい」について考えるのが好きな人
課題作文では、価値観の違いに社会がどう向き合うかを論じます。
英語か第2外国語の検定で高いレベルを持っている人
方式Aは英検CSE 2,300(準1級レベル)などの英語か、第2外国語の検定が必要です。
通訳・英語教育・日本語教育・国際協力の専門家をめざす人
方式Bでは、大学院まで5年で学ぶことができます。
倍率の推移
立教大学の「入試結果」(2026年度・2025年度)の数字です(人数の単位は名。志願者→書類選考合格→合格。倍率は志願者数÷合格者数でFITAが計算)。
| 方式・年度 | 志願→1次→合格 | 倍率 |
|---|---|---|
| 方式A 2026 | 252→53→25 | 約10.1倍 |
| 方式A 2025 | 173→58→29 | 約6.0倍 |
| 方式B 2026 | 29→14→7 | 約4.1倍 |
| 方式B 2025 | 34→13→6 | 約5.7倍 |
倍率から読み取れること
- 方式Aは約10倍の難関:2026年度は252名が志願し、合格者は25名でした。
- 第1次選考で約8割が不合格:方式Aの書類選考合格者は、2026年度は53名でした。課題作文の完成度が重要です。
対策のポイント
立教大学異文化コミュニケーション学部 自由選抜入試の準備チェック
- 方式Aか方式Bかを決めている
- 語学の基準を、有効な期間のスコアで満たしている
- 課題作文(方式A)で、学部の標語と専門領域を踏まえて書いている
参考文献があれば末尾に文献表をつけます。 - 社会・文化・言語・教育の課題文を読んで、90分で論述する練習をしている
- 研究計画書(方式B)で、大学と大学院の研究計画を分けて書いている
立教大学異文化コミュニケーション学部の自由選抜入試のよくある質問
評定の基準はありますか?
方式A・方式Bとも、出願資格に評定平均値の条件は書かれていません。
方式Aと方式Bの両方に出願できますか?
自由選抜入試の中で出願できるのは1つの学科・方式です。
FIT入試と併願できますか?
立教の自由選抜入試の要項には、他大学との併願を禁止する条件は書かれていません。FIT入試は「合格したら入学を確約する」入試で、最終合格発表(11月2日)は立教の第2次選考(11月14日・15日)より前です。
FITAでできる対策
FITAは慶應義塾大学法学部のFIT入試の専門塾ですが、立教大学異文化コミュニケーション学部の自由選抜入試をはじめとする併願校の対策も、同じ料金で受けられます。講師は全員FIT入試の合格者で、課題作文や研究計画書の添削から、小論文・面接の練習まで1対1で担当します。授業はすべてZoomで、全国から受講できます。
「課題作文の時代設定や祝日をどう決めればいいかわからない」という段階からでも大丈夫です。無料相談で一緒に整理しましょう。
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