【英語学位プログラム解説】早稲田大学社会科学部のTAISI入試|倍率・日程・選考内容を5分でチェック

早稲田大学社会科学部には、授業をすべて英語で行う学位プログラム「TAISI」があります。その入試が「TAISI Admission(9月入学)」で、募集は約60名です。選考は書類による総合評価が中心で、必要な場合だけオンライン面接があります。出願は年3回(第3期は実施しない場合あり)に分かれています。

この記事でわかること

  • TAISI入試の合格のツボ
  • 3回ある出願期間と日程(2027年9月入学)
  • 約1,000語のStatement of Purposeの内容
  • 直近3年の合格率と、合格者の平均スコア
目次
  1. 2027年9月入学の入試で注意すること
  2. 合格のツボ
    1. ① Statement of Purposeで「解決したい社会課題」を語る
    2. ② 実績は3つまで証明できる
    3. ③ スコアは合格者の平均を目安に
  3. 入試概要(2027年9月入学)
    1. 入試スケジュール
  4. 入試の特色
  5. 早稲田大学社会科学部のTAISI入試はこんな人に向いている
    1. 取り組みたい社会課題がはっきりしている人
    2. 英語で社会科学を幅広く学びたい人
    3. SAT・ACT・IBなどのスコアを持っている人
  6. 合格率の推移
    1. 数字から読み取れること
  7. 対策のポイント
  8. 早稲田大学社会科学部のTAISI入試のよくある質問
  9. FITAでできる対策
  10. あわせて読みたい
  11. 出典・参考資料

2027年9月入学の入試で注意すること

出願期間は、第1期:2027年1月7日〜1月12日、第2期:1月13日〜1月28日、第3期:4月28日〜5月6日です。第1期・第2期で定員が十分に満たされた場合、第3期は実施されないことがあり、実施するかどうかは第2期の合格発表のときに決まります。

検定料は、出願時に日本国内に住んでいれば35,000円、日本国外なら10,000円です。提出書類は教育制度ごとに違うので、「List of Application Documents by Education System」で確認しましょう。

合格のツボ

① Statement of Purposeで「解決したい社会課題」を語る

Statement of Purposeは、約1,000語の英語で次の2問に答えます。1つ目は、取り組みたい社会課題を挙げ、その動機をつくった自分の実績や経験に触れること。2つ目は、TAISIで何を学びたいか、TAISIのプログラムがその課題の解決にどう役立つと思うかです。大学はこの書類が書類審査で特に重要だとしています。

② 実績は3つまで証明できる

Statement of Purposeで触れた実績は、最大3つまで証明資料を提出できます。課題意識と実績がつながるように選びましょう。

③ スコアは合格者の平均を目安に

2026年の合格者の平均は、SAT 1,432、ACT 32、IBDP 36.8/42(ボーナス点を除く)でした(大学公式ページ)。選考は統一試験や英語力を含めた書類全体で判断されます。

入試概要(2027年9月入学)

入試概要を画像で保存スマホに保存して、いつでも見返せます

項目内容
募集人員約60名
入学時期2027年9月
(授業はすべて英語)
学位B.A. in Social Sciences
出願資格海外の教育制度・日本の教育制度の
どちらの出身者も出願可
主な提出書類Statement of Purpose(約1,000語)
実績の証明(3つまで)
成績・統一試験・英語試験の証明
出願期間第1期:1月7日〜1月12日
第2期:1月13日〜1月28日
第3期:4月28日〜5月6日
選考書類による総合評価
(必要な場合のみ面接)
合格発表第1期:3月5日
第2期:4月14日
第3期:6月11日
入学検定料日本国内在住 35,000円
日本国外在住 10,000円
合格率
(2026年9月入学)
約29%
(志願者405名・合格者119名)

Statement of Purposeは指定の様式(Word)で作成します。よくある質問はTAISI Admissions FAQ(PDF)にまとめられています。

入試スケジュール

早稲田大学社会科学部 TAISI入試のスケジュール(2027年9月入学)

1月2月3月4月

第1期

1月7日〜1月12日出願2月13日〜2月14日面接(必要な人のみ)3月5日合格発表

第2期

1月13日〜1月28日出願4月3日〜4月4日面接(必要な人のみ)4月14日合格発表

第1期

  1. 1月7日〜1月12日出願
  2. 2月13日〜2月14日面接(必要な人のみ)
  3. 3月5日合格発表

第2期

  1. 1月13日〜1月28日出願
  2. 4月3日〜4月4日面接(必要な人のみ)
  3. 4月14日合格発表

第3期(実施する場合)は4月28日〜5月6日に出願、6月11日に合格発表。入学日は9月21日。出典:Application Guide for September 2027 Entry, TAISI Admission

入試の特色

  • 日本語の力は不要:出願の時点で日本語の能力は求められません。
  • 日本の高校出身者も出願できる:日本の高校を卒業(見込み)した人も出願資格の対象です。
  • 国籍の定員はない:特定の国籍の留学生に対する定員や目標はありません。
  • 生成AIの使用は不正とみなされうる:Statement of Purposeを生成AIで作り自分のものとして出すと、不正とみなされ評価に影響する可能性があるとされています。

早稲田大学社会科学部のTAISI入試はこんな人に向いている

要項に書かれた選考方法をもとに、FITAがまとめました。

取り組みたい社会課題がはっきりしている人

Statement of Purposeの中心は、解決したい社会課題とその動機です。

英語で社会科学を幅広く学びたい人

授業はすべて英語で、社会科学の学位を取得します。

SAT・ACT・IBなどのスコアを持っている人

統一試験のスコアも書類審査で考慮されます。

合格率の推移

早稲田大学社会科学部の「Statistics Data」に掲載されている数字です(人数の単位は名)。

年度志願者合格者合格率
2026年9月40511929.4%
2025年9月4317116.5%
2024年9月2526425.4%

数字から読み取れること

  • 志願者は400名を超える:2024年の252名から大きく増えました。
  • 合格率は年によって大きく変わる:2025年は16.5%、2026年は29.4%でした。
  • 合格者は募集人員を上回る:2026年は約60名の募集に対して119名が合格しています。

対策のポイント

早稲田大学社会科学部 TAISI入試の準備チェック

  • 自分の教育制度で必要な書類を確認している
    「List of Application Documents by Education System」を見ます。
  • 取り組みたい社会課題と、その動機になった経験を整理している
  • Statement of Purpose(約1,000語)を英語で書いている
    指定の様式を使います。
  • 実績の証明資料を3つまで選んでいる
    Statement of Purposeの内容とつながるものを選びます。
  • どの期に出願するか決めている
    第3期は実施されない場合があります。
  • オンライン面接に備えている
    面接は必要な人だけです。

早稲田大学社会科学部のTAISI入試のよくある質問

日本語ができなくても出願できますか?

できます。出願時点で日本語の能力は求められません。

第3期は必ずありますか?

第1期・第2期で定員が十分に満たされた場合は、実施されないことがあります。

日本語で学ぶ社会科学部の入試との違いは?

社会科学部の日本語のプログラムには、全国自己推薦入試などがあります。TAISIは英語で学ぶ9月入学のプログラムです。

FIT入試と併願できますか?

TAISIの出願は2027年1月以降で、FIT入試の結果(11月2日)が出たあとです。FIT入試は「合格したら入学を確約する」入試なので、FITに合格した場合は慶應に入学することになります。

FITAでできる対策

FITAは慶應義塾大学法学部のFIT入試の専門塾ですが、早稲田大学社会科学部のTAISI入試をはじめとする併願校の対策も、同じ料金で受けられます。講師は全員FIT入試の合格者で、社会課題の整理からStatement of Purposeの構成づくり、面接の練習まで1対1で担当します。授業はすべてZoomなので、海外からでも受講できます。

「取り組みたい社会課題がまだ決まっていない」という段階からでも大丈夫です。無料相談で一緒に整理しましょう。

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出典・参考資料

この記事を書いた人

慶應FIT専門塾 FITA

FITA編集局

慶應義塾大学法学部のFIT入試に特化した専門塾 FITAの編集チームです。募集要項など大学の公式資料をもとに、FIT入試を突破した講師の知見を交えて、出願書類や二次試験の対策、併願の考え方まで、受験生と保護者の方に役立つ情報をお届けしています。

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