【総合型選抜解説】國學院大學法学部の公募制自己推薦(AO型)入試|倍率・日程・選考内容を5分でチェック

國學院大學法学部(法律学科)の総合型選抜が「公募制自己推薦(AO型)」です。法律学科の法律専攻(30名)・法律専門職専攻(5名)・政治専攻(3名)が募集し、評定は出願要件にしません。第1次選考は小論文試験、第2次選考は面接(約20分)で、専攻ごとに小論文の形式が違います。
この記事の情報
対象年度
2027年度入試(2027年4月入学)。第1次選考は終わり、第2次選考は2026年11月15日です。
情報確認日
2026年10月25日
ご注意
次回の入試を受ける場合は、必ず最新の入学試験要項で内容を確認してください。
この記事でわかること
- 3つの専攻の小論文の違い
- 面接での自己アピールのポイント
- 併願のルール
- 専攻ごとの直近3年の倍率
目次
合格のツボ
① 専攻ごとに小論文の形式が違う
法律専攻は、法・政治に関するテーマで資料を読んで1,000字程度を書く小論文(120分)です。政治専攻は、指定文献(2027年度は宇野重規『政治とは何か』)を読んでいることを前提にした小論文(120分)で、指定文献は試験中に持ち込めます。法律専門職専攻は、法律に関する実用的な文章の問題と、指定されたオンライン授業動画を見て学習したことを前提にした問題(90分)です。
② 法律専攻の小論文は「誘導」に従う
要項は、法律専攻の小論文で、資料を正確に読めるか、情報を整理・分析できるか、自分の意見を論理的に主張できるかに加えて、一定の誘導に文章構成が従っているかも問うとしています。120分のうち60分ほどで資料を読み込む想定です。
③ 面接の自己アピールは5〜10分
法律専攻・政治専攻の面接は、自己アピール(5〜10分)と質疑応答の約20分です。フリップやレジュメ、ノートパソコンも使えます。質疑はエントリーシートの「社会への関心」が中心で、要項は提出後も情報を集め、自分の意見を見直しておくよう勧めています。
入試概要(2027年度入試)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集人員 | 法律専攻 30名 法律専門職専攻 5名 政治専攻 3名 |
| 出願要件 | 法律学・政治学に強い関心 (評定は要件にしない) |
| 主な提出書類 | エントリーシート (志望理由・自己推薦・社会への関心) 調査書など |
| 出願期間 | 2026年9月28日〜10月2日 (消印有効) |
| 第1次選考 | 2026年10月18日(日) 小論文(渋谷キャンパス) |
| 第1次選考 合格発表 | 2026年10月23日(金) |
| 第2次選考 | 2026年11月15日(日) 面接(約20分) |
| 最終合格発表 | 2026年11月25日(水)12時 |
| 入学検定料 | 35,000円(1専攻につき) |
| 倍率 (2026年度) | 法律 2.6倍・政治 4.1倍 法律専門職 4.0倍 |
入学手続の締切は12月2日(消印有効)です。詳しくは入学試験要項(PDF)で確認してください。
入試スケジュール
國學院大學法学部 公募制自己推薦(AO型)のスケジュール(2027年度入試)
- 9月28日〜10月2日出願
- 10月18日1次選考(小論文)
- 10月23日1次合格発表
- 11月15日面接
- 11月25日最終合格発表
出典:國學院大學 2027年度 公募制自己推薦(AO型)入学試験要項
入試の特色
- 他大学と併願できる:要項は「本制度は他大学や試験日の異なる他の試験制度との併願が可能です」としています。
- 複数の専攻にも出願できる:ただし、同じ試験日の複数学科・専攻の受験はできず、検定料は専攻ごとにかかります。
- 評定の基準がない:高校での学習成績の状況は出願要件ではありません。
國學院大學法学部のAO型はこんな人に向いている
入学試験要項に書かれた出願要件と選考のポイントをもとに、FITAがまとめました。
資料を読んで、論理的に意見を書くのが得意な人
第1次選考は小論文で、筆記の力で勝負できます。
政治の本を読み込むのが好きな人(政治専攻)
指定文献を読んでおくことが前提の小論文です。
法律の専門職をめざしている人(法律専門職専攻)
面接では、法律の専門知識を生かす職業への意欲が問われます。
倍率の推移
國學院大學の「入試結果」(2026年度・2025年度・2024年度)の数字です(人数の単位は名。志願者→最終合格者。倍率は大学の公表値)。
| 専攻 | 2026 | 2025 | 2024 |
|---|---|---|---|
| 法律 | 149→58 2.6倍 | 204→47 4.3倍 | 156→61 2.6倍 |
| 法律専門職 | 32→8 4.0倍 | 33→11 3.0倍 | ― |
| 政治 | 37→9 4.1倍 | 32→9 3.6倍 | 33→9 3.7倍 |
倍率から読み取れること
- 政治専攻は毎年9名が合格:募集3名に対して、3年続けて9名が合格しています。
- 法律専攻は年によって倍率が変わる:2025年度は4.3倍、2026年度は2.6倍でした。
対策のポイント
國學院大學法学部 AO型の準備チェック
- 志望する専攻の小論文の形式を確認し、過去問題で練習している
- 政治専攻なら指定文献を読み込み、付箋で整理している
付箋への書き込みは不可です。 - エントリーシートの「社会への関心」について、提出後も情報を集めている
- 5〜10分の自己アピールを、第三者に聞いてもらって練習している
國學院大學法学部のAO型のよくある質問
評定が低くても出願できますか?
高校での学習成績の状況(旧評定平均値)は出願要件ではありません。
面接で小論文について聞かれますか?
要項では、面接で小論文試験についての質疑応答はしないとされています。
FIT入試と併願できますか?
國學院のAO型は他大学との併願が可能です。FIT入試は「合格したら入学を確約する」入試なので、FITに合格した場合は慶應に入学することになります。FITの最終合格発表(11月2日)は、國學院の第2次選考(11月15日)より前です。
FITAでできる対策
FITAは慶應義塾大学法学部のFIT入試の専門塾ですが、國學院大學法学部のAO型をはじめとする併願校の対策も、同じ料金で受けられます。講師は全員FIT入試の合格者で、資料型・文献型の小論文の添削から、自己アピールと面接の練習まで1対1で担当します。授業はすべてZoomで、全国から受講できます。
「FIT入試のあとに受けられる入試を探している」という人も、無料相談で受け付けています。
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