FIT入試は高2の冬からでも間に合う?出願までの8か月でやることと、今すぐ始めたい理由

FIT入試は高2の冬からでも間に合う?

「周りはもう準備を始めているのに、自分はまだ何もしていない」「高2の冬からでは、FIT入試に間に合わないのでは」――そんな不安を抱えていませんか。

先に答えを言います。高2の冬からでも、FIT入試には十分間に合います。高2の冬は、多くの受験生がFIT入試の準備を本格的に始める時期です。ただし、もう一つ大事なことがあります。それは、始めたその週から、準備の差がつき始めるということです。この記事では、高2の冬から出願までに何をすればいいのかと、「今すぐ」始めることで何が変わるのかを、具体的に整理します。

この記事でわかること

  • 高2の冬からでもFIT入試に間に合う理由
  • 今すぐ始めた人と、高3から始めた人の差
  • 高2の冬から出願までの8か月ロードマップ
  • 最初の1か月でやることのチェックリスト
目次
  1. 結論:高2の冬からでも間に合う。今の高2は「新FIT入試」の1期生
  2. 高2の冬からでも間に合う3つの理由
    1. ① 出願まで、約8か月ある
    2. ② 準備の山場は、高3の春から夏に来る
    3. ③ 評定は、まだ上げられる
  3. それでも「今すぐ」始めると、何が変わるのか
  4. 高2の冬から出願までの8か月ロードマップ
  5. 最初の1か月でやること
  6. FITAで高2の冬から準備を始める場合
  7. 高2の冬から始める人のよくある質問
  8. まとめ:高2の冬は「遅い」のではなく「始めどき」
  9. 出典・参考資料

結論:高2の冬からでも間に合う。今の高2は「新FIT入試」の1期生

今の高校2年生は、2028年4月に入学する学年です。慶應義塾大学法学部は2025年12月23日付の変更通知(PDF)で、この学年からFIT入試のA方式・B方式を統合し、「新FIT入試(仮称)」として行うと発表しました。つまり今の高2は、新しいFIT入試を最初に受ける学年です。

新しい制度の1年目は、先輩の体験談がそのまま使えません。全員が同じスタートラインに立っているとも言えます。高2の冬は、遅れを取り戻す時期ではなく、ここから準備を組み立てる時期です。FITAに相談に来る受験生も、高2の冬から春にかけて動き出す人が多くいます。

生徒:疑問のイラスト

生徒

まわりに高1から塾に通っている子もいて……。今からだと、もう遅いですか?

先生:笑顔のイラスト

先生

遅くありません。高2の冬は、まさに準備を本格的に始める時期です。大事なのは「いつ始めたか」より「始めてから何を積み上げたか」。今日から動けば、出願まで8か月あります。

新FIT入試で何が変わったのかを先に押さえておきたい人は、こちらをどうぞ。出願要件や第2次選考の変更点を、旧制度と比べて整理しています。

あわせて読みたいFIT入試の基礎2028年度FIT入試はどう変わる?新制度の変更点と今からの準備2028年度入試から、慶應法学部のFIT入試はA方式・B方式が統合されます。評定3.7以上などの出願要件、第2次選考の3つの試験、地域ブロッ…記事を読む

高2の冬からでも間に合う3つの理由

① 出願まで、約8か月ある

新FIT入試の日程は、2027年6月上旬頃に公開予定の募集要項で発表されます。参考までに、2027年度入試の募集要項(PDF)では、出願登録が8月3日から9月3日、第2次選考が9月中旬でした。同じ時期だとすると、高2の12月から出願まで約8か月あります。書類と試験の準備を進めるには、十分な時間です。

② 準備の山場は、高3の春から夏に来る

志望理由をまとめた書類を仕上げるのも、第2次選考の練習を本格化させるのも、高3の春から夏です。高2の冬にやるべきことは、その山場に向けた材料集めと基礎づくりです。今から始めれば、山場をあわてずに迎えられます。

③ 評定は、まだ上げられる

新FIT入試の出願要件の一つは、高校の全期間の成績を記載した調査書で、全体の学習成績の状況が3.7以上であることです。どの学期までの成績が入るかは募集要項で示されますが、高2の残りの定期試験は、これから結果を変えられます。評定に不安がある人ほど、今から動く意味があります。

それでも「今すぐ」始めると、何が変わるのか

間に合うからといって、高3の春まで待つ理由はありません。FIT入試は、書類と第2次選考の中身で合否が決まる入試です。始める時期が早いほど、その中身を磨く時間が増えます。

項目高2の冬から高3の春から
活動深めて、証明も残せるまとめるだけになりやすい
志望理由書何度も書き直せる書き直しが1〜2回になりやすい
第2次選考3つの試験を順に練習できる書類と並行で時間が限られる
評定残りの定期試験から対策できる対策できる試験が少ない

差がつくのは、才能ではなく積み上げられる回数です。志望理由書は、書き直すたびに「なぜ法律学科・政治学科なのか」がはっきりしていきます。口頭試問や論述も、練習した回数だけ本番で落ち着いて答えられます。今すぐ始めることは、合格に近づくための、いちばん確実な選択です。

生徒:納得のイラスト

生徒

「間に合う」と「今すぐ始める」は、両方大事なんですね。

先生:説明のイラスト

先生

そのとおりです。あきらめる必要はまったくありません。ただ、同じ8か月でも、今週始めた人のほうが、書き直しも練習も1回ずつ多くできます。

高2の冬から出願までの8か月ロードマップ

高2の冬から出願までの流れを、4つの段階に分けました。

高2の冬から出願まで

12〜2月

土台を固める

自分が受ける制度を確かめ、評定と活動の棚卸しをします。関心のあるニュースをメモし始め、講義の要約などの基礎練習を週に1回始めます。

ゴール:自分の強みと課題が言葉になっている。

3〜5月

問いを決めて、動く

関心を「答えが1つに決まらない問い」にして、本や資料で調べ、活動を深めます。活動の記録と証明を残します。

ゴール:志望理由の骨組みができている。

6〜7月

書類を形にする

募集要項が公開されたら、出願要件と提出書類を確かめます。志望理由書の下書きを書き、何度も書き直します。

ゴール:出願書類の完成版が見えている。

8〜9月

出願と第2次選考

出願を終えたら、模擬講義・論述、総合考査、口頭試問の練習を仕上げます。

ゴール:3つの試験に落ち着いて臨める。

8〜9月の日程は2027年度入試をもとにした目安です。新FIT入試の日程は、2027年6月上旬頃に公開予定の募集要項で確かめてください。

高1・高2のうちにできる準備や、週ごとの振り返り方は、こちらで詳しく紹介しています。ロードマップの各段階で迷ったときに読み返してください。

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最初の1か月でやること

「何から始めればいいかわからない」という人は、まず次の6つを1か月で終わらせてください。どれも、今日から始められることです。

最初の1か月でやること

  • 自分が新FIT入試の対象であることを確かめた
    2028年4月入学なら新制度です。旧制度の体験談はうのみにしません。
  • 今の評定を確かめた
    3.7との差と、残りの定期試験の予定を書き出します。
  • これまでの活動を書き出した
    部活、委員会、探究、ボランティア、外国語学習など。小さなことも含めます。
  • 気になったニュースを5つメモした
    日付と「なぜ気になったか」を1行で。
  • 講義の要約か、話す練習を1回やった
    第2次選考の基礎練習を、週に1回のペースで始めます。
  • 準備の進め方を誰かに相談した
    先生、家族、FIT入試に詳しい人に、今の状況を話してみます。

チェックリストの1つ目「制度の確認」は、こちらで選考の流れをひととおり読めば完了です。出願から合格までの全体像を、最初の1週間でつかんでおきましょう。

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FITAで高2の冬から準備を始める場合

ひとりで計画を立てるのが不安な人のために、FITAで高2の冬から始める場合の流れを紹介します。

無料相談で、今の状況を整理する

評定、これまでの活動、関心のあるテーマを伺い、出願までに何が足りないかを一緒に確かめます。

合格までの道筋と受講プランを決める

8か月の中で、いつ何をするかを決め、一人ひとりに合わせた受講プランをご提案します。

「見つける・深める・備える」を進める

志望理由の軸を見つけ、探究や活動を志望理由につながる形で深め、書類と第2次選考に備えます。

授業はオンラインで、全国どこからでも受けられます。授業の合間の質問は公式LINEで受け付けています。FIT入試を突破した講師がマンツーマンで担当し、併願先(難関5学部)の対策も追加料金なしで受けられます。詳しくは高1・高2の授業内容と高1・高2の料金プランをご覧ください。

高2の冬から始める人のよくある質問

目立つ実績がありません。それでも間に合いますか?

新FIT入試の出願要件は、外国語学習を含むさまざまな活動に積極的に取り組んだことです。大会の入賞のような目立つ実績だけが評価されるとは書かれていません。今ある活動を深め、そこから何を考えたかを言葉にできるようにすることが、今からできる準備です。

評定が3.7ぎりぎりです。

3.7以上は出願するための条件です。高2の残りの定期試験は、これから結果を変えられます。FIT入試の準備と並行して、まずは次の定期試験の目標を決めましょう。

部活が高3の夏まで続きます。

部活動も、積極的に取り組んだ活動として書類で説明できます。引退後に一気に準備するのではなく、今のうちに週1回の練習と、活動の記録を少しずつ続けておくと、引退後の追い込みが楽になります。

一般選抜の勉強と両立できますか?

FIT入試の準備は、資料を読み取る力や、論理的に書いて話す力を使います。これらは一般選抜の現代文や小論文にも役立ちます。高2の冬は、学校の勉強を軸にしながら、週に数時間をFIT入試の準備にあてる形から始めましょう。

まとめ:高2の冬は「遅い」のではなく「始めどき」

この記事のまとめ

  • 高2の冬からでも、FIT入試には十分間に合う
  • 今の高2は新FIT入試の1期生。全員が同じスタートラインに立っている
  • 出願まで約8か月。準備の山場は高3の春から夏
  • 今すぐ始めるほど、活動・書類・練習を積み上げる回数が増える
  • まずは最初の1か月の6項目から始める

高2の冬に「FIT入試を受けたい」と思えたことは、それだけで大きな一歩です。あとは、その気持ちを今週の行動に変えるだけです。何から手をつければいいか迷ったら、FITAの無料相談で、FIT入試を突破した講師と、今の評定や活動をもとに出願までの計画を一緒に立てましょう。高1・高2向けの授業の内容は高1・高2の授業内容で、資料のお申し込みは公式LINEで受け付けています。

出典・参考資料

この記事を書いた人

慶應FIT専門塾 FITA

FITA編集局

慶應義塾大学法学部のFIT入試に特化した専門塾 FITAの編集チームです。募集要項など大学の公式資料をもとに、FIT入試を突破した講師の知見を交えて、出願書類や二次試験の対策、併願の考え方まで、受験生と保護者の方に役立つ情報をお届けしています。

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